【6/1のオリックス】繋がる打線、本領見せる! | 勇者の魂は西北に眠る

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今はなき阪急ブレーブスと西宮球場を懐かしみつつ、後継球団オリックスバファローズを応援するブログ

6月1日(木)
 対カープ3回戦(京セラ)

B 9-2 C

 勝) 山下 5勝
 本) 茶野 1号満塁
 
 打”線”となって、得点を重ねる!
 
 先発山下、今日はカーブのコントロールに難があるも、自分の投球を存分に発揮。ストレートに絞ったカープ打線にやや苦労するが自責点0で降板。最初のピンチは3回表、7番田中をヒットで1塁に置いて、2死から1番西川にライト前ヒットと盗塁で2・3塁のピンチを迎えるも、2番韮澤をカーブで空振り三振に取り切り抜ける。4回表は先頭3番秋山のセカンドゴロをセカンド宜保が弾いて出塁。ワイルドピッチと内野ゴロで1死3塁から5番坂倉に全身守備のセカンドオーバーとなるタイムリーヒットで1点を先制される。しかし失点はこれのみ。やや球数増えるも、6回まで投げて降板。99球4安打1四球6奪三振と先発の役割を今回も果たす。
 
 打線は立ち上がりの得点機を逃す。カープ先発コルニエルに対し、2死から3番中川圭がショート左への内野安打と4番森の流し打ちのツーベースで2・3塁とするも、5番頓宮がいい当たりながらレフトフライに倒れて得点ならず。この後はランナー出せても4回裏まで後続が続かず。しかし5回裏、1死から7番紅林、8番宜保がツーシームを連続ヒット、9番若月はツーシームに詰まったサードゴロも併殺を免れる。ここで1番廣岡が落ちる球に我慢してフォアボールを選び満塁とすると、2番茶野が3-1から高めのツーシームをセンター右へ運ぶ2点タイムリーヒットで逆転に成功する。さらに代わった大道から3番中川圭がフォアボールを選び再び満塁とすると、4番森がチェンジアップを引っ張り、ファースト強襲の2点タイムリーヒットとなりこの回4点を奪う。
 7回裏は4番手戸根に対し1死から2番茶野サードへのゴロが内野安打と悪送球が重なり2進すると、途中出場の3番小田がカーブをライト右へタイムリーツーベースで1点を追加して有利に試合を運ぶ。そして8回裏、5番手薮田に対し1死から7番紅林がセンター前ヒットで出塁。続く今季初出場の代打安達がセンター前ヒットで続くが、好返球で1塁ランナー紅林が3塁上でアウトとなる。しかしここから9番若月がレフト前ヒット、1番に返って廣岡がフォアボールを選び満塁に。ここで2番茶野、1-0からの2球目高めツーシームを引っ張ると、打球はライトオーバーの初ホームランで4点を追加して試合を決めた。
 
 前半はコルニエルの癖球に芯を外されチャンスが作れなかったが、ややスタミナが切れ始めた5回に勝負をかけて決まった形。茶野の6打点が光るが、その前の1番廣岡がフォアボールを選んで繋げたことで、打線として機能した。また、8回裏も暴走でチャンスが潰えたかに見えたが、そこから打線が再び繋いでと、結局14安打7四死球を奪い打線に切れ目なく。打線の好調さが再び戻ってきた。山下については、ストレートの伸びが衰えず、イニングを稼ぐことができた。登板間隔はまだ詰められないかもしれないが、勝ち星が計算できるところは、首脳陣もブルペンも大助かりであろう。パ・リーグ上位2チームが敗戦したことで首位マリーンズとは0.5差。そして中嶋監督通算200勝と記録尽くめの試合となった。
 
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