１０月２７日（木）
日本シリーズ
対スワローズ５回戦（京セラ）
守備ミス、采配ミスの中、主砲が突破する！
先発田嶋、立ち上がりからコントロールが安定せず先制を許す。初回１死から２番青木に詰まりながらライト前に落とされると、続く３番山田には粘られてフォアボールを与えて１・２塁。４番村上には厳しく攻めて空振り三振に取るも、好調５番オスナに初球アウトコースストレートをセンター前に運ばれるタイムリーヒットで１点を先制される。さらに６番キブレハンには甘いツーシームをライト前に運ばれるが、ライト杉本の好返球で山田の生還を阻止して最少失点に抑える。しかし２回表も１死から８番サンタナにストレートが真ん中に入り、左中間スタンドへ運ばれるソロホームランで突き放される。以降も我慢投球。４回表も１死から７番中村、２死から９番長岡連続ヒットで１・３塁のピンチを迎えるも、１番塩見を高めストレートでどうにか空振り三振に取る。５回表は先頭２番青木にセンター前ヒット、３番山田にフォアボールで無死１・２塁。４番村上をファーストゴロに打ち取るがセカンドからのファースト転送の球をベースカバーの田嶋が取り損ねて併殺ならず１・３塁にランナーを残して降板。４回１／３を９１球７安打３四球５奪三振失点２。球数がかさんで交代止む無し。しかし２番手に上がった上がった比嘉が、しっかり仕事。５番オスナをスライダーでショートゴロ併殺打に取り失点を防ぐ好リリーフを見せる。
打線は序盤はチャンスを生かせず。スワローズ先発山下に対し２回裏２死から７番太田がフォアボールを選ぶと、続く８番紅林がセンターオーバーのツーベースで２・３塁。しかし９番若月が甘いストレートを捕え損ねてショートゴロで無得点。４回裏は１死から５番杉本がレフト前、６番宗が詰まりながらセンター前に落として１・２塁。２死から８番紅林がストレートをはじき返ししぶとくセンター前に抜けるタイムリーヒットで１点を返す。さらに１・２塁で９番若月がカットボールをレフト線へ運ぶタイムリーツーベースで１点を追加し同点とする。この後満塁のチャンスは２番西野がセカンドゴロに倒れて勝ち越しならずも、５回裏
１死から４番吉田正が真ん中に入ったストレートを完ぺきに捕らえ、センターンバックスクリーン右へのチーム初のソロホームランとなり勝ち越しに成功する。
そのまま勝ち継投に臨むが、記録に残らないエラーが多発。６回表３番手に近藤が登板も、１死から７番中村の三塁線へのゴロをサード宗が半身になりながら取れずにツーベース。２死から９番長岡の当たりはライト前への詰まった当たり。セカンド西野が
ダッシュして追うも追いつけずタイムリーヒットとなる同点となる。続く１番塩見の止めたバットに当たった打球がセカンドへの内野安打となり１・２塁となると、続く２番青木に１塁線を破るタイムリーツーベースを打たれて１点勝ち越されてしまう。その裏、２番手石山から先頭７番太田がライト前に落ちるツーベースで出塁も、続く８番紅林の送りバントで２塁ランナー太田が３塁でタッチアウト。２死から１番代打福田がフォアボールで１・２塁とするも、２番西野がレフトフライに倒れて追いつけず。
７回表は前の回途中から登板の３番手阿部が先頭４番村上にフォアボール、１死から６番キブレハンにライト線へのツーベースで２・３塁と追加点のピンチを見返る。しかし７番中村をサードゴロ、８番サンタナをスプリットで空振り三振に取り追加点は許さず。一方攻撃陣は７回裏、８回裏回跨ぎで３番手清水に完全に抑え込まれ、敗勢に。
しかし９回裏、４番手守護神マクガフに対し先頭９番代打安達がフォアボールを選んで出塁。送りバントで１死２塁から２番西野がピッチャー強襲のヒット。打球を取ったマクガフが１塁に慌てて悪送球して安達が生還して同点に。その西野を１塁に置いて、２死から４番吉田正、２球目のスプリットを狙い打ち。ライトスタンド５階席に飛び込む２ランホームランでサヨナラ勝ち。
