【4/26のオリックス】幻術を振り払う! | 勇者の魂は西北に眠る

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4月26日(火)
 対ファイターズ4回戦(東京ドーム)

 F 2-3 B(延長10回)

 勝) 比嘉 1勝
 S) 平野佳 1勝1敗7S
 本) 紅林1号2ラン
 

 マダックス達成の雰囲気を打ち破る!

 

 先発山本、7回を投げ116球6安打1四球で10奪三振と安定した投球内容でファイターズ打線を抑え込む。しかしながら中盤は変化球特にフォークの制球に苦慮。引っかかったり落ちなかったりしたところを突け狙われる。それは4回裏、先頭今度にストレートをレフト前にヒットされると、続く首位打者松本剛に高いバウンドでサード宗の頭を超えるツーベースヒットで2・3塁。石井に初球フォークが落ちずライト前ヒットで先制を許す。続く野村の場面、1塁ランナー石井のスチールにキャッチャー若月の送球をセカンドベースカバーの安達がややタイミングずれて落球、3塁ランナー今度が松本剛にホームスチールを決められ2点目を失う。ただその後は連続三振などギアを上げて失点を防ぐ。6回裏はヒットのランナーを併殺に打ち取った後、ヒットで再び塁に出た石井の盗塁に若月が悪送球で3塁に進められピンチとなるが、ここも野村を空振り三振で追加点は許さず。調子は決して良くないうえ守備乱れもある中、最低限の仕事を終えてマウンドを降りた。

 

 一方打線は、前の試合でマダックスを決めたファイターズ先発加藤の前にチャンスは作るも翻弄される。打ちごろの速さのストレートながら球速の変わらない変化球と100kmを切るスローカーブで早打ちさせられるのは、やはりマダックスを決められるだけの能力がある投手である。2回表2死から杉本が好走塁でツーベースとなるレフト前ヒットを放つも宗が空振り三振。3かいおもては先頭安達がライト前ヒットで出塁&送りバントで2進も後続が打ち取られる。4回表は2死から頓宮、杉本連続ヒットも宗が甘いストレートを捕え損ねてセカンドゴロ。その後ヒットが出るも散発で7回まで0が並ぶ。しかし8回表1死から福田がレフト前筆致で出塁すると、続く紅林初球打ち。シュートを捕らえた当たりが左中間スタンドに飛び込み同点2ランホームランとなり雰囲気が盛り上がる。

 

 リリーフは8回裏はビドル。先頭アルカンタラにヒットを許し2塁まで進められるも、後続のバッタを詰まらせて切り抜ける。9回裏は村西、浅間のヒットと送りバントで2死2塁となり、代打清宮が送られる。ここでベンチは、スパッと村西を諦めて比嘉を投球すると、インコースを突くストレートで見逃し三振に取り延長戦へ。

 すると延長10回表、9回から回跨ぎの3番手北川に対し、伏見フォアボールと代打バレラのヒットで無死1・2塁。福田の場面でサインプレイのミスか北川が無人の1塁に牽制してランナーが進塁。急遽4番手堀が登板するも1死後紅林がデッドボールを受けて満塁となり、続くは得点圏打率5割の吉田正。インコースストレートを引っ張りライト前タイムリーでついに1点を勝ち越す。その裏は守護神平野佳が3人で締めて逆転勝ち。そして平野佳が日米通算200セーブを達成。

 

 4回表にあれよあれよという間に失点し、加藤の省エネ投球に幻惑された序盤、中盤であったが、終盤の良い意味で空気を読まない紅林の一発がここで出る。援護が遅きに失した感があるが、まずは厳しい先発攻略で幸先良い。得点には絡まなかったが、杉本も2安打と調子が上がり始めている。上位が堅調に勝ち続けている間、食らいついていきたいところである。

 

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