野村克也氏、死去 | 勇者の魂は西北に眠る

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 朝、残念なニュースが入りました。
 
 
 先月には社会人チームのOB会に参加されていたということで、最近の急な寒さで急に体調を崩されたのでしょうか・・・?3年前に奥様をなくされてから、持ち味のボヤキも鳴りを潜め、弱弱しい姿が多くなっていました。少し前、橋田寿賀子さんとの対談番組で「元気に外に出て過ごすべし」と諭す橋田さんに対し、ほとんど応えることがなかった姿を拝見したのが痛々しく感じたのを覚えています。
 
 選手としてはホークスで戦後初の三冠王および初のプレーイングマネージャーを歴任、監督としてはスワローズで3度の日本一、タイガースやイーグルスのチーム地盤を固めた名選手・名将でした。エピソードについてはあえて挙げる必要もないでしょう・・・ただこのブログの性格上少し上げさせていただきます。
 
 1995年、ブルーウェーブとスワローズとの日本シリーズ、持ち前のID野球でイチロー選手に大仕事をさせなかったのが印象に残っております。この日本シリーズ、第1戦のノーヒッター対決(佐藤義則投手対ブロス投手)で代打策を的中され、2・3戦で先発・抑えと無双の活躍をしていた平井投手が攻略されと、巧くひねられたシリーズでした。
 また、ホークス時代は盗塁王福本選手を封じるために投手陣にクイック投法を習得させて対抗したことも。これもあって福本選手の盗塁技術もさらに向上しましたが。
 
 現代野球の理論・技術向上に大いに貢献された野村さん。時代がもう少し違ったら、侍JAPANを率いてほしかったと思います。ご冥福をお祈りいたします。
 
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