【6/1のオリックス】オリ姫の祈り、叶わず・・・ | 勇者の魂は西北に眠る

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今はなき阪急ブレーブスと西宮球場を懐かしみつつ、後継球団オリックスバファローズを応援するブログ

6月1日(土)
 対ファイタ-ズ10回戦(京セラ)

  B 8-8 F 

   本) 小田2号2ラン 

      吉田正11号ソロ

 

 勝ちきれない・・・。

 

 打撃陣、序盤から効果的な攻めができていた。0-1で迎えた2回裏、小島のツーベースなどで無死2・3塁。大城・若月が簡単に凡退しいつもの攻めきれないパターンかと思われたが、9番山足がファイターズ先発生天目の際どいスライダーをセンター前へ運び逆転。バットの先で内野ゴロとならなかったところ、ツキが向いたかと思ったら、続く小田が態勢崩れ気味ながらライトへ2ラン。有利な試合展開に。もう一押し欲しかったところ4回裏、小島のヒットを足掛かりに1死3塁から若月が初球スクイズで追加点。前打席同様ポップフライに打ちとろうとしたファイターズバッテリーの裏をかいた効果的な追加点と思われた。

 

 先発成瀬、初回いきなり無死満塁のピンチを背負うが、拙攻に救われ1失点で切り抜ける。スライダーもよかったが、特にチェンジアップのコントロールが良かったと思う。4回まではバタつく感じではなかった。しかし5-1で迎えた5回表1死1・3塁のピンチで近藤にセンター前に運ばれる。この打球が想定しない逆方向に跳ねてセンター小田が後逸してスリーベースになる。中田には打ち損じに救われるも、続く王にストレートがど真ん中に入り痛恨の被弾。5回83球7安打3四球2奪三振。この回はストレートで勝負を焦っていたのが悔やまれる。

 
 6回以降はリリーフ陣がランナーを出しながらも好リリーフ。その間に攻撃陣勝ち越し、リードを広げる。6回裏の内野ゴロでの1点では不安であったが、8回裏に5番手玉井から吉田正がレフトへのホームラン。さらに2死1・2塁で若月のタイムリーで3点差。この回での追加点は大きく、安全圏と誰もが考えたであろう。
 
 しかし、9回表の増井が誤算。先頭平沼にフォークが落ちずツーベース。西川にはストライクが入らず無死1・2塁となる。ここに立ちはだかる大田、2-0からストレートが低めスイートスポットに入り痛恨の同点3ランに。その裏、6番手堀から鈴木昂のデッドボールを足掛かりに2死満塁としてここまで3安打の小島を迎えるが、外角の難しいコースにスライダーが行ってしまい空振り三振。延長12回代打後藤がフォアボールを足掛かりに2死1・2塁と8人目秋吉を捉えにかかり山足、センターへのライナーが西川の好捕に会い、サヨナラとならずで引き分けた。

 

 今日の試合、増井の背信が取り上げられるが、5回の複数失点で試合が混とんとした流れでは起こりえる事態であると思う。クローザー含めリリーフが1死取る前にフォアボールを与えるのは危険信号であるが、勝利目前ということもあってその危機感をチームとして感知できていなかったのが、いまのチーム状態を表している。また、5回の失点はバッテリーが焦った勝負をかけたのが原因。状況を見ていれば最少失点くらいでとどめられたため大変もったいない。勝負の分水嶺は、近藤の前の大田の打席。成瀬にタイミングが合っていた大田であったが

ヒットを放つ直前の外角チェンジアップの見逃し方がタイミング合っていないように見えた。チェンジアップのコントロール、および今日のジャッジが外角を取っていたため、フィニッシュを同じチェンジアップで勝負すれば結果が変わったとみている。勝ち星もついていたと思われ実に勿体ない。

 

 また、8点取った打撃陣であるが、さすがに4番杉本は劇薬過ぎた。明らかな変化球には対応していたが、ストレート含めツボに来ないとバットにも当たらない。投手がストライク投げざるを得ない状況にならない限りは、期待は難しい。あと心配なのは大城。現状打線の核になっているが、今日は全くバットが届かない三振2つを含めて6打数無安打。調子が下降していなければよいが。

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