勇者の魂は西北に眠る

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今はなき阪急ブレーブスと西宮球場を懐かしみつつ、後継球団オリックスバファローズを応援するブログ


7月17日(水)
 対ライオンズ15回戦(ベルーナ)

L 6-0 B

敗)宮城 3勝5敗

 

 絶好調の投球が、突然に・・・。

 

 先発宮城、エースらしい投球で5回までライオンズ打線を封じる。左打者への低めスライダー、右打者へはコースへ投げ分けるストレートを中心に、1四球のみのノーヒットに抑える。これまでの実績また球数も多くなく、終盤まで投げきれる内容であった。

 

 一方打線はまたも低調。今季先発に転向し、プロ初勝利を目指すライオンズ先発青山の前に沈黙。初回先頭大里がヒットを放ったのみでこちらもヒットが出ず、5回終了時点で0-0。

 

 試合が動いたのは6回。まず9番元がレフト前ヒットで出塁し、1番大里の送りバントで1死2塁とする。2番宗の当たりはレフト線へのフライも、レフト奥村がスライディングキャッチ。3番太田の当たりもライトフライに終わる。するとその裏、宮城が1死から9番古賀にスライダーを捕らえられ、センター前へ初ヒットを許すと、続く1番源田に初球低めスライダーを掬われライト線へのツーベースで2・3塁とピンチが広がる。ここで2番奥村に、フォークを拾われレフト前に落ちるタイムリーヒットで均衡が破れる。さらに1・3類で3番西川にスライダーを1・2塁間に運ばれるタイムリー。なおも1・3塁で4番山村にストレートをセンターへ犠牲フライ。やっと2死となったところで、5番野村大にストレートが高く入りセンター左を抜くタイムリースリーベース。そして6番岸にセンター前タイムリーヒットと計5点を失い宮城無念の降板。5回2/3で6安打1四球6奪三振5失点。突然の乱調に応援席もお茶の間も、そしてSNSも重苦しい雰囲気に・・・。8回裏に3番手で登板の才木も4番山村に文句なしの当たりをライトスタンドへ運ばれ、攻撃も青山の前の3安打に抑えられプロ初勝利を完封勝利で献上・・・。

 

 宮城について、とにかく何らかの異変が起こっていないことを祈るのみ。ただ一つ言えるのは、初安打を許したところでマウンドで一息入れることをしていなかったこと。そうすれば得意球を狙うという、ライオンズ打線の方針転換にいち早く気付けたのではないか。宮城任せのサインを出し続けた森の責任であろう。また打線はもう少しでスタンドという当たりもいくつかあったとは言え、この6試合で4つの完封負け。特に下位打線が揃って出塁もできず、打線が崩壊している。明後日からのイーグルス戦。ホームゲームとは言え苦しい試合を覚悟しないといけなさそうである・・・。

 

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