仮面ライダーZERO(ゼロ)
第四話
「美少女戦士美華!? 驚異のお手柄大活躍」
前回からの続き。
美華の強引な頼みにより、美華と共に美華の友達の家に行く事になった雷太。
そして美華の友達の家。
美華は早速雷太と共に友達の家に入って行った。
「ごめんくださーい。
夏美ちゃんいるー?」
美華がそう行って家の中へ入って行くと、なんと中は美華の友達の夏美に限らず、恵と春奈に沙羅の四人が一斉にやってきた。
「いらっしゃーい!!」
夏美と恵と春奈と沙羅の4人が一斉で雷太と美華を迎え入れた。
そして美華と共の雷太を見て面食いが如く一目惚れする夏美ら女の子達。
「カワイイ~
名前何て言うの?」
すると雷太はおどおどしながらも自己紹介をした。
「漢堂…雷太、です。」
美華の友達の沙羅はこう言う。
「おどおどしてる。
カワイイ~。」
夏美と恵と春奈の三人も次いで彼を迎え入れる。
「シャイなんだね。
でもあたし達はそう言うとこ好きかな~。」
そして美華もまた、雷太にこう言う。
「どう?雷太。
これでいくらアンタが恥ずかしがっても、こうなっちゃサマにならないわよね。」
美華を始めとする友達の夏美らに迎え入れられ、大弱りながらもなんだか少し嬉しくなる雷太であった(但し、笑顔としては苦笑いに)。
「う、うん…。
アハハハハハ‥。」
その一方、女首領ヴァイゲルは新たなデッドヘルザー、ヘチマヘルザーを使って次なる悪事を働かせていた。
それは、ヘチマヘルザーの特殊能力を使った、天候異常発生計画であり、その計画によって次々と天気に異常が発生し始め、真夏を彷彿とさせる晴れの天気による熱中症で死亡する人々、更に大雨の天気による洪水で死亡する人々が頻発した。
「フン。
作戦は見事に遂行だ、ヘチマヘルザー。
これなら今度は、ライダーゼロが出てきても、ムダなものだ。」
そしてそんな新たなデッドヘルザーによる悪事の知らせを受けた雷太は早速出動をした。
「またデッドヘルザー…
行くぜ!!」
更に今回は、美華も雷太の戦いに参加しようとするも、後からコッソリと密かに着いて来ていた。
そしてその事は、勿論自分の友達の夏美らにはちゃんと様子を見て帰って来ると言って、一時の別れを告げた。
「今回ばかりは雷太にばっか、いいカッコさせないわよ。
今度はあたしだって出てやるんだから!!
それに、過去のヘルズ帝国のせいで、アタシの父さんや母さんを殺されて…その時から、アタシ完全に、堪忍袋(かんにんぶくろ)の尾が切れたんだから!!
その為にアタシはかつてヘルズと戦った人達がいた時には、顔を出さなかったけど、今のアタシはこう見えて、戦う為の力を備えてるんだから!!
それを今にデッドヘルザーに知らしめてやるわ!」
そして…戦いの現場。
ライダーゼロに変身し、怪人との対面に入る雷太。
「変身!!
其処(そこ)までにして貰おうか、デッドヘルザー!!」
だがそこには怪人デッドヘルザーのヘチマヘルザーに限らず、当然ながらあの女首領ヴァイゲルも一緒だった。
「来たなライダーゼロ。
だがお前の相手はこの私だ。
お前如きこれ以上の邪魔はさせん。」
女首領ヴァイゲルはそう言ってライダーゼロに変身した雷太の行く手を阻んだ。
だがそのとき!!
「こんな戦いの場に赴(おもむ)くのはライダーだけじゃないわよ!!
アタシだっているんだから!!
雷太、いや…ライダーゼロ!!
この女組長はアタシに任せて!
アンタは怪人を倒して!!」
なんと美華が事件発生現場へと駆けつけてきたのである。
そしてそれを聞いた雷太=ライダーゼロは天候を操って世界を混乱させようとするデッドヘルザー、ヘチマヘルザーの相手をしにそいつの元まで向かった。
「忝(かたじけ)ない!
でもこんな危ないところに一人で‥
…!! 後は、任せたよ!」
ヘチマヘルザー目掛けて向かって行ったライダーゼロに代わり、女首領ヴァイゲルの相手をし始める美華。
「ヘルズ帝国の悪事以来、随分と烏滸(おこ)がましいことやってくれてんじゃないの、女組長。
今度ばかりはアタシだって堪忍袋(かんにんぶくろ)の尾が切れてもう黙っちゃいられない状態よ!!
アンタの相手はこのアタシがやってあげるわよ、女組長さん。」
美華がそう言うと、女首領ヴァイゲルは自らの怒りを胸に、美華を始末しようとした。
「あの滅び逝(ゆ)ったヘルズがキッカケで腕をあげただと!?
生意気な小娘が、ゼロ程の力を持たぬ貴様如き倒される私と思ったか!!
かかれヘルザー兵!」
下っ端(したっぱ)兵のヘルザー兵で早速美華の実力をお手並み拝見とするヴァイゲル。
だが…
「今のアタシを舐めないでくれる?
アタシはヘルズがこの世に栄えている間、密かにこのときの為に準備して腕を上げたんだから!!
はっ! やっ!! とぅっ!!」
バキッ バキッ ベキッ ボコッ ドゴッ!!
ヘルザー兵を自分の素手や蹴りで悉(ことごと)くなぎ倒す美華。
そして今度はヴァイゲル相手に自らサシで挑もうとした。
「こんな小細工ばっか仕組んでないで、いい加減自分で掛かってきたらどうなの?
女組長!
それとも、やっぱり自分がやられて悪の根が消されるのだけは嫌だってのかしら?
女組長さん。」
すると女首領ヴァイゲルは美華にこう言いだした。
「私は女組長等ではない。
私は女首領、ヴァイゲル。
口の減らない小娘め、やはり貴様はライダーゼロの前に始末しておかねばならんようだな小娘。」
すると美華も怒りを上げてこう言った。
「誰が小娘よ女組長!!
私は美華、熊田美華。
おやっさんの娘よ!!
そしてそのおやっさんの名前は、熊田五次郎よ。
女組長ヴァイゲルさん。」
そしてヴァイゲルはこう言った。
「私の事もいい加減女組長等ではなく、女首領ヴァイゲルと呼ぶんだな、小娘美華。
しかし、貴様があの熊田五次郎の娘とはな…。」
美華もまた、ヴァイゲルに続いてこう言いだした。
「アタシの事もいい加減小娘呼ばわりはやめてくれる?
アタシは美華だからね!!女組長ヴァイゲル!」
この為、とうとう美華とデッドヘルザーの女首領ヴァイゲルの対決の火蓋(ひぶた)が切って落とされようとしていた。
そしてライダーゼロの方はと言うと…
早速ヘチマヘルザーによる多彩な天候攻撃(晴れによる炎熱や、雨による洪水等の攻撃)により、ライダーゼロは苦戦を強いられていた。
「ぐっ・・・、流石はヘチマヘルザー、天気を自在に操れるだけの事はあるよなホントに…。
けどよ、今のお前如きに、負ける訳には行かないんだからな!!
シャイニングフラッシュ!!」
パパパパパパパパパパッ!!!!!!
ライダーゼロは自身の技、シャイニングフラッシュ(ベルトの発光部分から眩(まばゆ)い光を発する)でヘチマヘルザー(の動きそのもの)を弱らせた。
「ぐおおお…おのれゼロめぇーっ!!
よくもアジなマネを!!」
するとライダーゼロは愛車のライトホッパーを早速また呼び寄せ、そのバイクから放たれる攻撃レーザー砲をヘチマヘルザーに食らわした。
「パルサー、カノン!!」
バババババババババババババババッ!!!
ドカンッボカンッビシャァーン!!
「ぐわーっ!!」
そしてライダーゼロは最後のトドメの一撃をお見舞いした。
「シャイニングクラッシュ!!」
ベキィッ!!
ドコオォーン…!!
ライダーゼロの跳び蹴り技、シャイニングクラッシュを受けたヘチマヘルザーは爆発四散した。
これにより、デッドヘルザーによる悪事を見事に阻止したライダーゼロ。
「よォし、勝った。
これで一件落着愛(め)でたし愛(め)でたし…。
もうこれで悪天候に脅かされる心配はなくなったぞ。」
しかし、途中から駆けつけた美華と、デッドヘルザーの女首領ヴァイゲルの方は未だに決着がつかないままだった。
そして激しい死闘を繰り広げる美華とヴァイゲル。
「はっ!! やっ!! とぅっ!!!」
対戦の状況としては、パンチやキックで攻撃を続ける美華とヴァイゲルの両者同士。
だが途中からヴァイゲルは自らの体を高速回転させて美華に大ダメージを与え続けた。
シュウゥーンシュウゥーンシュウウゥゥーーン!!
「ぐっ、あっ、ぐはっ…
くっ…、なかなかやるじゃないの、女組長ヴァイゲル…。
流石怪人デッドヘルザーを裏で操る女組長ってだけの事はあるわね…。」
すると女首領ヴァイゲルはこう言う。
「私は女組長ではなく女首領ヴァイゲルと言っておろう。
だがデッドヘルザーなる怪人達を実質的に操っているのは私ではない!!
本来は私の上をいく者によって、デッドヘルザーらの服従は成り立ってるに過ぎん。
私はその上をいく者の影響を受け、その力を授かったおかげで、あやつら怪人に下っ端共を操れる力を得たのだ。」
すると美華はこう言った。
「いつも起きてる事件を裏で糸を引いているアンタの後ろで暗躍している大物がいるのね…。
アンタはその人から力を授かって、それでデッドヘルザーを…
でも、アンタの上を行く者って、一体…」
するとそこへ、さっきのヘチマヘルザーを倒したライダーゼロが美華とヴァイゲルの元へ駆けつけた。
「おっと待った。
これ以上美華に指一本でも触れてみろ!!
このオラが、お前を容赦なく倒す!!」
すると女首領ヴァイゲルはこう言ってその場を去って行った。
「フン、命拾いしたな小娘。
今回はこれぐらいで勘弁してやる。
またいつか、会おう。」
ブゥーン…
女首領ヴァイゲルは姿を消した。
そして美華は雷太の姿に戻り始めたライダーゼロにこう言い出した。
「何よ! こっちは取込(とりこみ)中だったんだから!!」
すると雷太はこう言った。
「でも、そんなボロボロの体…」
そして美華はまた気性を荒くしてこう言い出した。
「何よこんな体!
今日が初めての戦いだからって、別にどうって事はないわよ!!
アタシだってこの長い期間を得て腕を上げたんだから!!
それに、ヴァイゲルの後ろに暗躍している大物の正体があと少しで分かるとこだったのに!!
全くアンタのせいで台無しになっちゃったじゃないの全くもう!!
…でも、そこがアンタらしいと言えば確かにそうかもしれないわよね‥。」
すると雷太は心の中でこう呟いた。
「(美華…、今はそう言う事は、知らないほうが、身のためだと思うよ…
そしてそれは何より、オラの全てを失わせる可能性を、大いに秘めたものでもあることをね…)」
すると美華は心で呟(つぶや)く雷太にこう言った。
「何か言った?」
すると雷太はこう言い出した。
「いや、その…別に。」
そして美華は、
「ヘンな雷太ね。」
と言って雷太と共に、再び友達の元まで帰って行ったのであった。
次回
仮面ライダーZERO(ゼロ)
第五話
「学園強制入学!? 行き先はお嬢様女子校」
第四話
「美少女戦士美華!? 驚異のお手柄大活躍」
前回からの続き。
美華の強引な頼みにより、美華と共に美華の友達の家に行く事になった雷太。
そして美華の友達の家。
美華は早速雷太と共に友達の家に入って行った。
「ごめんくださーい。
夏美ちゃんいるー?」
美華がそう行って家の中へ入って行くと、なんと中は美華の友達の夏美に限らず、恵と春奈に沙羅の四人が一斉にやってきた。
「いらっしゃーい!!」
夏美と恵と春奈と沙羅の4人が一斉で雷太と美華を迎え入れた。
そして美華と共の雷太を見て面食いが如く一目惚れする夏美ら女の子達。
「カワイイ~
名前何て言うの?」
すると雷太はおどおどしながらも自己紹介をした。
「漢堂…雷太、です。」
美華の友達の沙羅はこう言う。
「おどおどしてる。
カワイイ~。」
夏美と恵と春奈の三人も次いで彼を迎え入れる。
「シャイなんだね。
でもあたし達はそう言うとこ好きかな~。」
そして美華もまた、雷太にこう言う。
「どう?雷太。
これでいくらアンタが恥ずかしがっても、こうなっちゃサマにならないわよね。」
美華を始めとする友達の夏美らに迎え入れられ、大弱りながらもなんだか少し嬉しくなる雷太であった(但し、笑顔としては苦笑いに)。
「う、うん…。
アハハハハハ‥。」
その一方、女首領ヴァイゲルは新たなデッドヘルザー、ヘチマヘルザーを使って次なる悪事を働かせていた。
それは、ヘチマヘルザーの特殊能力を使った、天候異常発生計画であり、その計画によって次々と天気に異常が発生し始め、真夏を彷彿とさせる晴れの天気による熱中症で死亡する人々、更に大雨の天気による洪水で死亡する人々が頻発した。
「フン。
作戦は見事に遂行だ、ヘチマヘルザー。
これなら今度は、ライダーゼロが出てきても、ムダなものだ。」
そしてそんな新たなデッドヘルザーによる悪事の知らせを受けた雷太は早速出動をした。
「またデッドヘルザー…
行くぜ!!」
更に今回は、美華も雷太の戦いに参加しようとするも、後からコッソリと密かに着いて来ていた。
そしてその事は、勿論自分の友達の夏美らにはちゃんと様子を見て帰って来ると言って、一時の別れを告げた。
「今回ばかりは雷太にばっか、いいカッコさせないわよ。
今度はあたしだって出てやるんだから!!
それに、過去のヘルズ帝国のせいで、アタシの父さんや母さんを殺されて…その時から、アタシ完全に、堪忍袋(かんにんぶくろ)の尾が切れたんだから!!
その為にアタシはかつてヘルズと戦った人達がいた時には、顔を出さなかったけど、今のアタシはこう見えて、戦う為の力を備えてるんだから!!
それを今にデッドヘルザーに知らしめてやるわ!」
そして…戦いの現場。
ライダーゼロに変身し、怪人との対面に入る雷太。
「変身!!
其処(そこ)までにして貰おうか、デッドヘルザー!!」
だがそこには怪人デッドヘルザーのヘチマヘルザーに限らず、当然ながらあの女首領ヴァイゲルも一緒だった。
「来たなライダーゼロ。
だがお前の相手はこの私だ。
お前如きこれ以上の邪魔はさせん。」
女首領ヴァイゲルはそう言ってライダーゼロに変身した雷太の行く手を阻んだ。
だがそのとき!!
「こんな戦いの場に赴(おもむ)くのはライダーだけじゃないわよ!!
アタシだっているんだから!!
雷太、いや…ライダーゼロ!!
この女組長はアタシに任せて!
アンタは怪人を倒して!!」
なんと美華が事件発生現場へと駆けつけてきたのである。
そしてそれを聞いた雷太=ライダーゼロは天候を操って世界を混乱させようとするデッドヘルザー、ヘチマヘルザーの相手をしにそいつの元まで向かった。
「忝(かたじけ)ない!
でもこんな危ないところに一人で‥
…!! 後は、任せたよ!」
ヘチマヘルザー目掛けて向かって行ったライダーゼロに代わり、女首領ヴァイゲルの相手をし始める美華。
「ヘルズ帝国の悪事以来、随分と烏滸(おこ)がましいことやってくれてんじゃないの、女組長。
今度ばかりはアタシだって堪忍袋(かんにんぶくろ)の尾が切れてもう黙っちゃいられない状態よ!!
アンタの相手はこのアタシがやってあげるわよ、女組長さん。」
美華がそう言うと、女首領ヴァイゲルは自らの怒りを胸に、美華を始末しようとした。
「あの滅び逝(ゆ)ったヘルズがキッカケで腕をあげただと!?
生意気な小娘が、ゼロ程の力を持たぬ貴様如き倒される私と思ったか!!
かかれヘルザー兵!」
下っ端(したっぱ)兵のヘルザー兵で早速美華の実力をお手並み拝見とするヴァイゲル。
だが…
「今のアタシを舐めないでくれる?
アタシはヘルズがこの世に栄えている間、密かにこのときの為に準備して腕を上げたんだから!!
はっ! やっ!! とぅっ!!」
バキッ バキッ ベキッ ボコッ ドゴッ!!
ヘルザー兵を自分の素手や蹴りで悉(ことごと)くなぎ倒す美華。
そして今度はヴァイゲル相手に自らサシで挑もうとした。
「こんな小細工ばっか仕組んでないで、いい加減自分で掛かってきたらどうなの?
女組長!
それとも、やっぱり自分がやられて悪の根が消されるのだけは嫌だってのかしら?
女組長さん。」
すると女首領ヴァイゲルは美華にこう言いだした。
「私は女組長等ではない。
私は女首領、ヴァイゲル。
口の減らない小娘め、やはり貴様はライダーゼロの前に始末しておかねばならんようだな小娘。」
すると美華も怒りを上げてこう言った。
「誰が小娘よ女組長!!
私は美華、熊田美華。
おやっさんの娘よ!!
そしてそのおやっさんの名前は、熊田五次郎よ。
女組長ヴァイゲルさん。」
そしてヴァイゲルはこう言った。
「私の事もいい加減女組長等ではなく、女首領ヴァイゲルと呼ぶんだな、小娘美華。
しかし、貴様があの熊田五次郎の娘とはな…。」
美華もまた、ヴァイゲルに続いてこう言いだした。
「アタシの事もいい加減小娘呼ばわりはやめてくれる?
アタシは美華だからね!!女組長ヴァイゲル!」
この為、とうとう美華とデッドヘルザーの女首領ヴァイゲルの対決の火蓋(ひぶた)が切って落とされようとしていた。
そしてライダーゼロの方はと言うと…
早速ヘチマヘルザーによる多彩な天候攻撃(晴れによる炎熱や、雨による洪水等の攻撃)により、ライダーゼロは苦戦を強いられていた。
「ぐっ・・・、流石はヘチマヘルザー、天気を自在に操れるだけの事はあるよなホントに…。
けどよ、今のお前如きに、負ける訳には行かないんだからな!!
シャイニングフラッシュ!!」
パパパパパパパパパパッ!!!!!!
ライダーゼロは自身の技、シャイニングフラッシュ(ベルトの発光部分から眩(まばゆ)い光を発する)でヘチマヘルザー(の動きそのもの)を弱らせた。
「ぐおおお…おのれゼロめぇーっ!!
よくもアジなマネを!!」
するとライダーゼロは愛車のライトホッパーを早速また呼び寄せ、そのバイクから放たれる攻撃レーザー砲をヘチマヘルザーに食らわした。
「パルサー、カノン!!」
バババババババババババババババッ!!!
ドカンッボカンッビシャァーン!!
「ぐわーっ!!」
そしてライダーゼロは最後のトドメの一撃をお見舞いした。
「シャイニングクラッシュ!!」
ベキィッ!!
ドコオォーン…!!
ライダーゼロの跳び蹴り技、シャイニングクラッシュを受けたヘチマヘルザーは爆発四散した。
これにより、デッドヘルザーによる悪事を見事に阻止したライダーゼロ。
「よォし、勝った。
これで一件落着愛(め)でたし愛(め)でたし…。
もうこれで悪天候に脅かされる心配はなくなったぞ。」
しかし、途中から駆けつけた美華と、デッドヘルザーの女首領ヴァイゲルの方は未だに決着がつかないままだった。
そして激しい死闘を繰り広げる美華とヴァイゲル。
「はっ!! やっ!! とぅっ!!!」
対戦の状況としては、パンチやキックで攻撃を続ける美華とヴァイゲルの両者同士。
だが途中からヴァイゲルは自らの体を高速回転させて美華に大ダメージを与え続けた。
シュウゥーンシュウゥーンシュウウゥゥーーン!!
「ぐっ、あっ、ぐはっ…
くっ…、なかなかやるじゃないの、女組長ヴァイゲル…。
流石怪人デッドヘルザーを裏で操る女組長ってだけの事はあるわね…。」
すると女首領ヴァイゲルはこう言う。
「私は女組長ではなく女首領ヴァイゲルと言っておろう。
だがデッドヘルザーなる怪人達を実質的に操っているのは私ではない!!
本来は私の上をいく者によって、デッドヘルザーらの服従は成り立ってるに過ぎん。
私はその上をいく者の影響を受け、その力を授かったおかげで、あやつら怪人に下っ端共を操れる力を得たのだ。」
すると美華はこう言った。
「いつも起きてる事件を裏で糸を引いているアンタの後ろで暗躍している大物がいるのね…。
アンタはその人から力を授かって、それでデッドヘルザーを…
でも、アンタの上を行く者って、一体…」
するとそこへ、さっきのヘチマヘルザーを倒したライダーゼロが美華とヴァイゲルの元へ駆けつけた。
「おっと待った。
これ以上美華に指一本でも触れてみろ!!
このオラが、お前を容赦なく倒す!!」
すると女首領ヴァイゲルはこう言ってその場を去って行った。
「フン、命拾いしたな小娘。
今回はこれぐらいで勘弁してやる。
またいつか、会おう。」
ブゥーン…
女首領ヴァイゲルは姿を消した。
そして美華は雷太の姿に戻り始めたライダーゼロにこう言い出した。
「何よ! こっちは取込(とりこみ)中だったんだから!!」
すると雷太はこう言った。
「でも、そんなボロボロの体…」
そして美華はまた気性を荒くしてこう言い出した。
「何よこんな体!
今日が初めての戦いだからって、別にどうって事はないわよ!!
アタシだってこの長い期間を得て腕を上げたんだから!!
それに、ヴァイゲルの後ろに暗躍している大物の正体があと少しで分かるとこだったのに!!
全くアンタのせいで台無しになっちゃったじゃないの全くもう!!
…でも、そこがアンタらしいと言えば確かにそうかもしれないわよね‥。」
すると雷太は心の中でこう呟いた。
「(美華…、今はそう言う事は、知らないほうが、身のためだと思うよ…
そしてそれは何より、オラの全てを失わせる可能性を、大いに秘めたものでもあることをね…)」
すると美華は心で呟(つぶや)く雷太にこう言った。
「何か言った?」
すると雷太はこう言い出した。
「いや、その…別に。」
そして美華は、
「ヘンな雷太ね。」
と言って雷太と共に、再び友達の元まで帰って行ったのであった。
次回
仮面ライダーZERO(ゼロ)
第五話
「学園強制入学!? 行き先はお嬢様女子校」