学ぶとことは、己の無知を自覚することから始まる。
最近、この言葉を意識して、勉強に励んでいます。
僕は、時々自分のことを勉強ができるやつだと勘違いしてしまう時があります。
僕は、過去に霞ヶ関の官僚になるための、国家公務員1種という試験合格した経歴を持っています。
(内定を取れなかったため、官僚にはなれませんでしたが。。。)
過去に、東大生や京大生でも落ちる人のいる、この試験に受かったことで、
自分の中に必要のないプライドができてしまい、
自分のことを勝手にできるやつだと勘違いしてしまう時があります。
すると、本来、自分にとってそんなに難しくないはずの知識も、何故か頭に入って来なくなります。
読み解くのにそんなに時間がかからないはずの理論も、何故か時間がかかってしまいます。
おそらく、自分はできるやつだというプライドが、目の前の知識を習得するための心構えを
おろそかにさせているのだと思います。
そんな時に初心に帰らせてくれる言葉が、
学ぶとことは、己の無知を自覚することから始まる。
と言う言葉です。
この言葉を意識することで、真っ白な謙虚な気持ちで、勉強に励むことができるようになります。
すると不思議と、素直に頭の中に知識が流れ込んで来るようになります。
これは、日常生活においても当てはまることではないかと思います。
ちょっと、仕事が上手くいったから、すぐに調子に乗ってしまう。
スポーツの試合でたまたま勝てたから、自分の実力を過信してしまう。
そんな悩みをお持ちの方は是非この言葉を思い出してみて欲しいと思います。
きっと、成長の妨げになっているプライドを取り払ってくれるはずです。