再会、父と子② | 部屋とYシャツとドルフィードリーム+(プラス)

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ボークスのドルフィードリームを中心に、色々な事をつぶやいたり、つぶやかなかったりする適当なブログですw

一度だけでも、覗いて頂ければ幸いです。
ドールブログと言いながら、最近は他の話題も取り上げたりしますけどね(笑)。


 〈前回までのあらすじ〉
変態行為からは足を洗い、彼女であるレムとイチャイチャしていた、ウルトラマンジード。

二人きりの甘い一時を過ごしていた所に、彼の父であるウルトラマンべリアルが現れる。

べリアルのせいで辛い日々をおくってきたジードは激昂し、必殺技・レッキングバーストをべリアルに向け放つ。

しかし、レッキングバーストが命中する寸前、レムはジードを突き飛ばし、べリアルを救うのだった。

ジード「レムちゃん、何故止めたんだ!俺はあいつを・・・」

レム「ダメです!どんな理由があっても、実の父親を倒すなんて、絶対にダメです!!」

レム「私はジードさんに、取り返しのつかない事をさせたくないんです」

ジード「レムちゃん・・・」

レム「ジードさんが辛い日々をおくってきたのは解ります、でも憎しみに囚われて、父親の命を奪うのは、やり過ぎです」

「私はジードさんの優しさと、いざとなればどんな強敵にも立ち向かう勇気、そして誰よりも深い愛情を持っている、そんな人柄に惹かれたんです」

ジード「・・・」

レム「私の口から簡単に、お父さんを許せ、なんていえません・・・でも、お父さんの話を聞いてあげてくれませんか?」
べリアル(何と慈悲深いお嬢さんなんだ・・・ジードよ、我が愛する息子よ、良いお嬢さんに巡り会えたな)

ジード「解ったよ、レムちゃん・・・あいつ、いや親父と話してみるよ」

レム「ジードさん!」
クルッ

ジード「待ってくれ親父、さっきは悪かった、あんたと話がしたい」

ピタッ

べリアル「いや、もういいんだ、俺がお前と母さんにした事は許される事じゃない、それにお前の言う通り、俺は悪に堕ちたウルトラ戦士の面汚しだ、そんな男が今さら父親面する資格は無い」

べリアル「だが最後に一つだけ言わせてくれ・・・俺はお前と母さんを心から愛していた、これだけは真実だ」

べリアル「良いお嬢さんに巡り会ったな、これからも二人で愛を育んでいくんだぞ、それから・・・俺の様にはなるんじゃないぞ、さらばだウルトラマンジード」

ジード「親父ィ~ッ!」
レム「追わないであげて下さい」

ジード「レムちゃん、俺は」
レム「きっと、あれがお父さんの精一杯の・・・そして、最後の優しさだったんです、信じましょう、いつかきっと親子で笑いあえる日が来ると」

ジード「・・・ああ、レムちゃんがそう言うのなら、信じてみるよ、親父を許せる日が来る事を」

レム「ジードさん、今、とても素敵な顔をしてらっしゃいますよ・・・惚れ直しちゃいました」

ジード「そ、そう?いや~、参ったな~デヘヘ♪」

イチャイチャ
べリアル「ジードも良い彼女を見つけた事だし、俺ももう一度彼女を作るのも悪くないな、おや、丁度良い所に美少女が」

べリアル「ヘイ彼女、俺と素敵なラブラブ生活をおくってみな・・・」

チャキッ

しまむー「いきなり何ですか?その頭に風穴空けて、中身をぶちまけてあげましょうか、ウフフ♪」

べリアル「すいませんでしたァァァァァァァァァァァッ!」

しまむー「土下座程度で許してもらえるとでも?」

べリアル「ヒイイィィィィィィィィッ!勘弁して下さいィィィィィ!!」

ジード「ごめんレムちゃん、俺、あれを許せる自信なくなってきた」

レム「ま、まあ、ああいう事もありますよ、気長にいきましょう、ジードさん」

ジードとべリアル、二人の和解に一抹の不安をおぼえるレムであったとさ。

では!