〈前回までのあらすじ〉
ようやく対面を果たした、ゾフィーとYゾフィー。
ゾフィーはYゾフィーを説得し、自らの体内に彼を取り込み、浄化する事を提案するも、Yゾフィーが駄々をこねた為に、交渉は決裂。
やむを得ず、力による直接対決で勝負をして、Yゾフィーが勝てば、変態行為を黙認するという事になったのであった。
ウルトラマン「では、私とジャックが、勝負の立会人を務めさせてもらう」
ジャック「最後まで、しっかり見届けさせてもらうぜ」
ゾフィー「面倒な事を頼んで、すまないな」
ウルトラマン「何、そうでもないさ」
ジャック「そうそう、俺達ゃ自分から、かって出たんだしな」
Yゾフィー「どうでも良いけど、早いとこ始めようぜ~、ま、俺様の勝ちは決まってるけどな♪」
ゾフィー「それはどうかな」
ウルトラマン「どちらも気合充分だな」
ジャック「そうだなっと・・・あ、ひとつ言い忘れてたが、勝負はどちらかが倒れるまでな、後、ヤバくなったら逃げるとか、無理だから」
Yゾフィー「何でよ?」
ウルトラマン「ここのオーナーさんのご厚意でね、地上はスクールアイドルμ'sが、厳重な包囲網を敷いている」
ジャック「空の方も、艦娘の嬢ちゃん達、秋月型防空駆逐艦が睨みを利かせてるから、飛んで逃げるのも無理な」
Yゾフィー(何ィ~ッ!あのくそオーナー、余計な事しやがって!!まあ良いか、勝てば良いんだしな)
ウルトラマン「私達からの説明は以上だ、それでは・・・」
ジャック「勝負始め!」
ダッ!
Yゾフィー「キエエエエィ!(先手必勝!組み合うと見せかけて、金的を狙う!!コイツが悶えてる間に、一気に勝負を決めてやるぜ!)」
ゾフィー「甘いっ!」
バキイッ!
Yゾフィー「いなみあんじゅっ!」
ゾフィー「オラァッ!」
ドガッ!
Yゾフィー「あいだりかこっ!」
バキイッ!
Yゾフィー「さいとうしゅかっ!」
ドボッ!
Yゾフィー「こばやしあいかっ!」
グリグリ
Yゾフィー「ふ、ふりはたあい・・・っ!」
ゾフィー「・・・」
ガッ
スウウ・・・
Yゾフィー「ううっ、たかつきかなこ・・・っ」
ブオッ!
ドガアッ!
Yゾフィー「すわななかっ!」
ゾフィー「うおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」
ウルトラマン「ああ、お前は知らなかったな、ゾフィー兄さんは、宇宙警備隊隊長に就任するまでは、結構オラついた性格でな、平和を守る為なら、悪党に対しては容赦しなかったんだよ、それを見かねた父さんがゾフィー兄さんを諭して、宇宙警備隊隊長に据えたのさ、責任ある立場になれば、それなりの振る舞いをしなきゃならん事を見越してな」
ジャック「なるほど・・・あの戦い方を見りゃ、親父も心配するわな」
ウルトラマン「隊長に就任してからのゾフィー兄さんは、明らかに変わった、隊長にふさわしい振る舞いを常に心掛け、若い戦士達の手本になる様なクリーンな戦い方へと、自分のスタイルを変えた・・・だが、時々は血がたぎるんだろうな、たまに昔のスタイルに戻る時があるのさ」
ジャック「道理でハヤタの兄貴やセブンの兄貴が、ゾフィーの兄貴に逆らわない訳だぜ」
Yゾフィーを圧倒する、ゾフィーの実力。
この圧倒的な実力差を前に、Yゾフィーはどう戦うのか?
次回へと続く
では!