ひょんな事からμ'sメンバーの一人、絢瀬 絵里と勝負する事になった果南。
対決場所に指定された絢瀬邸へと、急ぐのであった。
スタスタ
果南「う～ん、いくら考えても絢瀬さんに勝負挑まれる様な事した覚え無いんだけどなぁ？」
「まあ、面白そうだし、その場のノリでOKしちゃったけど、やっぱり止めとけば良かったかな」
「でも、絢瀬さんって、これでもかって位に美人だよね・・・確か、お祖母ちゃんがロシアの人だって言ってたっけ・・・手足もスラッとしてて、スタイルも良くて、オマケにあのプラチナブロンドの髪・・・サラサラして、綺麗だったな」
「私の好みかも♪なんてね」
絵里「松浦さん」
果南「絢瀬さん、どうしたの！？」
絵里「松浦さんを待ちきれなくて、迎えにきちゃった♪」
果南「え！ウソ！？」
絵里「半分は本当よ、あと半分は、松浦さんはこの辺に土地勘ないし、迷ってないか心配だったから」
果南「そうだったんだ、ありがとね、絢瀬さん♪」
絵里「どういたしまして」
絵里「さ、私についてきて」
果南「ええ」
絵里「地図は渡しておいたけど、どう？解りやすかった？」
果南「ん、お陰で迷わずに済んだよ。ところで・・・勝負の件なんだけど、絢瀬さんの家でバトルするの？」
絵里「ええ、そうよ」
果南「絢瀬さん家が壊れちゃうんじゃないの？他人の家を破壊して戦うのはちょっとヤだな」
絵里「え？あはは、松浦さん、勘違いしてるわ」
果南「勘違い？」
絵里「だって勝負は百合対決だもの」
果南「へ？百合対決って、ガチレ○バトル？」
絵里「そうよ、ガチ○ズバトル♪楽しそうでしょ？「内浦の狩人」さん♪」
果南「私の二つ名をどうして知ってるの？」
絵里「蛇の道は蛇って事よ♪私も同類って事♪」
果南「だからあの時・・・同じ匂いがするわねって言ったのね？」
絵里「そう♪」
ニヤリ
果南「・・・その勝負、乗った！私こう見えても、自分のテクには自信があるから」
絵里「それは楽しみだわ♪」
果南「ええ、ヒイヒイ言わせてあげる」
絵里「そうと決まれば、善は急げよ。早く私の家へ行きましょ♪」
果南「あ、でも、声とか大丈夫かな？」
絵里「大丈夫よ、私の部屋だけ完全防音だから」
果南「凄いわね、用意周到じゃない」
絵里「ふふ、そうね」
一方その頃・・・別の場所では
ピイイン！
ことり「ちゅん！？」
穂乃果「どうしたの、ことりちゃん？」
ことり「ことりの百合センサーに、百合反応があったの」
穂乃果「百合反応？真姫ちゃんとにこちゃんじゃないのかな」
ことり「ううん、二人とは反応が違うよ・・・でも、片方は知ってる人みたいな感じがするの」
海未「・・・まさか、また絵里が誰かを毒牙に掛けようとしているのでは！ことり、反応はどの方角からしていますか？」
ことり「う～ん、あれ？」
海未「どうしました？」
ことり「反応が消えちゃった・・・」
海未「仕方ありません、穂乃果、ことり、手分けして絵里を探しますよ？」
穂乃果「え～っ、面倒だなぁ・・・」
ギロッ
穂乃果「探します！」
絵里と果南の勝負は意外な方法に！
そして海未は、絵里のお楽しみを阻止できるのか？
次回へと続く！