希の悩みが解決したのと、ほぼ同時刻・・・頂上決定戦 第三試合が始まろうとしていた！
ことり「ことりの相手はンミちゃんかぁ・・・お手柔らかにね、ンミちゃん♪」
海未「こちらこそ、お手柔らかにお願いしますよ、ことり」
ダッ！
ことり「それじゃ、いくよンミちゃん！」
海未(ことりは我流剣術の使い手・・・しかも、突き技を主体にした、珍しい戦い方です。普通は剣術では、突き技は「死に体」として、避けるのですが)
ことり「やっ！」
海未「甘いですよ、ことり！(突き自体はかわせますが、問題はこの後)」
ヒュッ！
ことり「甘いのはンミちゃんだよ！」
海未(来た！突き技からの横薙ぎ！！)
海未「その技も見切っていますよ！」
ことり「次で決めるよ！」
ことり「はあああああっ！」
ヒュンッ
ヒュッ！
ことり「チェストォォォォォッ！」
海未「くっ！」
ガキイイイン！
ことり「さすがンミちゃん♪一筋縄でいかないね」
海未「ことり・・・更に腕をあげましたね」
(ことりの恐ろしさ・・・それは、技のキレもさる事ながら、攻撃が連撃主体な事・・・突きからの横薙ぎ、更に上段からの打ち降ろし・・・判っていても対処するのが難しい・・・さあ、どう反撃しましょうか)
ことりの鋭い技の冴えに、防戦を余儀なくされる海未。
果たして海未は、ことりを倒す事が出来るのか？
次回へ続く！