今回は、私がハウスメーカーで営業していた頃のちょっとした話をします。

20年前の話ですが、当時の住宅営業は、売上が多いと、歩合制で金銭感覚や生活感覚がずれたりしやすかったりして、その中でも、色々と不思議な人に出会いました。

今回は、私が若手の頃に出会った、上司Oさんの話をします。

 

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結果が全ての営業の世界
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私の上司Oさん、社内でトップの成績を誇るスーパー営業マンでした。

住宅のプロはもちろん、設計のこともよくわかっていて、人懐っこい性格でお客様にも好かれていました。

私も、営業として、リスペクトをしていました。

ただ、Oさんには「毎日お客様先へ直行」という習慣が。。。

朝から晩までお客様と一緒にいるスケジュールで、オフィスにはほとんど姿を見せませんでした。

でもある日、びっくりすることが。。。

Oさんが毎日訪問しているはずのお客様から、

 

「Oさんが来てくれない・・・」

 

という連絡が営業所に入ったんです。

スケジュールを見たら、その日もそのお客様のところに行くはずだったんですが…。

Oさんに電話してみると、

 

「おかしいな、今から確認する」

 

とのこと。

結局、その日は

 

「スケジュールの手違いだった」

 

という言い訳をして終わりました。


でも、社内のみんなはちょっと疑問に思っていました。

もしかして、Oさんっていつも「お客様先へ直行」って言ってるけど、実は家でさぼっているんじゃ…?

でも、営業の世界って結果が全て。

Oさんは結果を出していたから、誰も大きく文句を言うことはありませんでした。

ただ、このエピソードを振り返ると、「もっと真面目にやっていたら、もっといい結果が出たんじゃないか」と思ったりもします。

 

営業って、結果が全てではあるけど、

そのプロセスも大切

 

だよな~って、この時ひしひしと感じたんですよね。

皆さんの職場にも、こういう「お客様直行」スタイルの営業マン、いますか?もしくは、結果が出ているけどプロセスに疑問が…っていう人。

今日の話、いかがでしたか?営業って奥が深いですよね。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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