Set You Free 1964-73 | とりたちのこえをきく

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自分用メモと感想置き場です。The Byrdsとか好きです。

Set You Free: Gene Clark in the Byrds 1964-1973/Byrds
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ジーン・クラークの、バーズ名義音源の編集盤。
同じレーベルから出ている「American Dreamer」のほうはソロ曲も収録されており、そっちの方がおすすめだが、こちらも好きなのでご紹介。


バーズ時代の、ジーン・クラークがリードボーカルをしている曲のみを取り上げている。(21以外は自作・共作曲)
皆さんご存知のとおり、彼がバーズに在籍していたのはデビュー前~Fifth Dimensionごく初期とその後ごく短期、そして再結成時のみなので、年代順に収められているとはいえ、ちょっと足りない感じ。
ついでにその他の難点を挙げると、自分の耳には20~22の音がきつく聴こえる。音がクリアすぎて、各パートがばらばら気味のような…。


だけれども、コレクターアイテムとしても、バーズ時代のジーン・クラークをまとめて楽しめるという点からも、価値のある編集盤だと思う。
ちなみにレアトラックはないけれど、デビュー前の音源もたくさん収録されているので、その辺聴いた事ないという人には良いかもね。


ジャケットも、とても好き。
ブックレットの中身は、これまたシド・グリフィンさんのライナーと多くの写真(わたくしの大好きなきのこ頭時代の!)で彩られていて見甲斐があるよ。
ジャケ写真の人物は右上から、ジーン・クラーク、クリス・ヒルマン、マイケル・クラーク、デヴィッド・クロスビー、ロジャー・マッギン。


以下の曲目前に書いてあるものが、収録アルバム。じぶん調べなので、間違っていたらごめんなさい。(ボーナストラック入りのリマスタ盤を基準に書いてあるよ)
初期の音源は、プリフライトやボックスに収録されています。


ジーン・クラークの曲はいつ聴いても良いなぁ。
She Don't Care About Timeがやっぱり好き。
Eight Miles Highの幻想的な美しさには参るし。


early sessions 1964-

01. The Reason Why (vers.1)
02. Please Let Me Love You
03. You Showed Me (Electric vers.)
04. Boston (vers.1)
05. Tomorrow Is A Long Ways Away (Acoustic vers.)
06. For Me Again (vers.2)


07. I Knew I'd Want You (Electric vers.)
08. Here Without You (vers.1)
 ※「Mr. Tambourine Man」収録のものとは別のバージョン


[ Mr. Tamborine Man ] 1965

09. She Has A Way
10. I'll Feel A Whole Lot Better
11. You Won't Have To Cry


[ Turn! Turn! Turn! ] 1965

12. She Don't Care About Time (Single Vers.)
13. The World Turns All Around Her
14. Never Before (The Day Walk)
15. Set You Free This Time
16. If You're Gone


[ Fifth Dimension ] 1966

17. Eight Miles High


[ Roadmaster ] 1973

18. She's The Kind Of Girl
19. One In A Hundred


[ Byrds ] 1973

20. Changing Heart
21. Cowgirl In The Sand
 ※Byrdsでは入っていた40秒ほどの後奏が、なぜかカットされている
22. Full Circle