Byrd Parts | とりたちのこえをきく

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自分用メモと感想置き場です。The Byrdsとか好きです。

Byrd Parts/Byrds
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病気レベルでバーズ大好きなひと向け!オムニバス第一弾!
バーズ名義の音源ではなく、バーズ関連の音源を寄せ集めたもの。
国内盤の帯には「バーズ入門者は要注意!」と記されているけれど、全くそのとおりである。
 

ここでしか聴けないというようなレアトラックはないけれど、関連作全て集めようとしたら骨が折れると思うと、こうやって一堂に会した作品でいろいろ聴けるのはいいかもね。
でも、コレクターズアイテムに近いかも。
 

ロゴジャケも分かりやすく簡素で良い。
曲ごとの解説、数々の写真が掲載されているブックレットも作りが丁寧で、好感が持てる。
面白いなぁと思ったのが、ここではダグ・ディラードも実質バーズメンバーと看做しているところ。(メンバー名が列記されているところに載っている)確かにツアーに参加していたり、その後ジーン・クラークと組んだりしてたしねぇ。
ちなみにこんなマニアックなオムニバスを作ったのが、オーストラリアのRAVEN RECORDSです。(ジーン・クラークやグラム・パーソンズの素敵な編集盤も作っているところ!)国内盤はヴィヴィド・サウンド。こちらもお馴染みな感じ。
 

曲名うしろの人名は、作曲者等ではなく演奏・歌を担当した人。
大体古い順に並んでいるので、時代の移り変わりを感じられる。

 
01. Willie Gene - David Crosby
02. Come Back Baby - David Crosby
03. The Only Girl I Adore - The Jet Set

 The Preflyte Sessions等にも収録されているよ。(01の曲名表記はWillie Jeanとなっている)
 03はThe Jet Set時代なので、ジーン・クラーク(メインボーカル)、マッギン、クロスビー参加。

 
04. When The Ship Comes In - The Hillmen

 Hillmen収録(他にもあるかも)。ヒルマン少年がバーズより前に在籍していたグループ。

 
05. It Wont Be Wrong (Dont Be Long) - The Beefeaters

 The Preflyte Sessions等収録。(名義上は)ジーン・クラーク(メインボーカル)、マッギン、クロスビー、マイケル・クラークが参加。

 
06. Splendour In The Grass - Jackie DeShannon (With The Byrds)

 ジャッキー・デ・シャノンのバックをバーズが担当。ジーン・クラークの声が聴こえるような気がする…!
 原題はアメリカなのでSplendor In The Grassかな。あと、自分の持っているジャッキー・デ・シャノンのベスト盤では「version 1」と書かれているので、別バージョンも存在するのだろうか。

 
07. Back Street Mirrow - David Hemmings
08. Anathea - David Hemmings

 Happens(David Hemmings)収録。デヴィッド・ヘミングスはイギリスの俳優。
 このアルバム自体もサイケデリックで面白いし、他にもバーズが絡んでいる曲があるので好き。
 07はジーン・クラーク作、08の演奏はバーズ。

 
09. You Dont Miss Your Water - Fred Neil (With Gram Parsons)

 Other Side Of This Life(Fred Neil)収録。持ってません。
 よく聴こえないけれど、グラム・パーソンズが参加しているらしいよ。

 
10. Sum Up Broke - International Submarine Band
11. One Day A Week - International Submarine Band

 Sweetheart of the Rodeo Legacy Edition収録。インターナショナル・サブマリン・バンド(グラム・パーソンズ)のシングル曲で、アルバムSafe At Homeには未収録。

 
12. Why Not Your Baby - Dillard And Clark Expedition
13. Lyin Down The Middle - Dillard And Clark Expedition
14. Dont Be Cruel - Dillard And Clark Expedition

 The Fantastic Expedition of Dillard & Clark/Through the Morning, Through the Night(Dillard & Clarkで出した2枚のアルバムに、未収録曲も加えたもの)等収録。ジーン・クラーク(メインボーカル)とダグ・ディラード参加。

 
15. Runaway Country - Doug Dillard Expedition
 ダグ・ディラード参加。ソロ名義のThe Banjo Albumに収録されているけど、どこが大元か分かりません。
 バンジョーが楽しいインスト。

 
16. Just A Season - Terry Melcher

 Terry Melcher(Terry Melcher)収録。言わずと知れたバーズのプロデューサー。元々歌手なのでそれなり。ヒルマン他が参加。
 アルバムではこれのほかに、ディランやジャクソン・ブラウンの曲もやってるよ。

 
17. Captain Video - Skip Battin

 Skip(Skip Battin)収録。持ってませんがなかなかこの曲が良いので、聴いてみたい。
 スキップ・バッティン、クラレンス・ホワイト、マッギン参加。

 
18. Why You Been Gone So Long - Clarence White (With Ry Cooder)

 Silver Meteor(オムニバス)収録。クラレンス・ホワイトが亡くなる前に録音していた曲のひとつ。Silver~には、他にもレアトラックが収録されているよ。

 
19. Ode To Billie Joe (Inst) - Clarence White And Nashville West

 Nashville West(Nashville West)収録のものと恐らく同じ。ナッシュヴィル・ウェストはバーズ加入前に、クラレンス・ホワイトとジーン・パーソンズらが組んでいたバンド。インスト。

 
20. Melodies From A Bird In Flyght (For Clarence) - Gene Parsons
21. Hot Burrito No 1 - Gene Parsons

 Melodies(Gene Parsons)収録。20はクラレンスを悼んだ曲で、21は言わずもがな。この曲はカバーする人多いねぇ。

 
22. Don't You Write Her Off - McGuinn Clark And Hillman
23. Won't Let You Down - McGuinn Clark And Hillman
24. Turn Your Radio On - McGuinn And Hillman

 The Capitol Collection(McGuinn, Clark & Hillman及びMcGuinn & Hillman名義で出したアルバムを2枚組にまとめたもの)等収録。

 22と24はマッギン、23ジーン・クラークがメインボーカルをつとめている。
 個人的な感想ですが、ここら辺までくるととっても80年代なサウンドで(Don't You~は79年だけど)懐かしいし古いなぁと感じてしまいます。自分が80年代生まれだからかな。~70年代の曲は聴いた事がなかったから、新しく聴こえた。