- ターン・ターン・ターン/ザ・バーズ
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1965年作品。2枚目のアルバム。1枚目と同じ感じのきらっきらのフォークロック。メンバーも一緒ですしね。
完成度は上がっている。真っ青なアルバムジャケットがきれい、ジーン・クラークだけ目線を外しているところが、後々の脱退を予感させる(こじつけ)。
またヒルマンがどこかでコーラス参加してるらしいけど、The Times They Are A-Changin'かな?
そしてクレジットされていないけれど、このアルバム随所にハーモニカの音色が入っている。多分、ジーン・クラークの演奏によるもの。マイケル・クラークもハーモニカ吹けたんだっけ?
ジャケ写人物は左から、デヴィッド・クロスビー、ジーン・クラーク(手前)、ロジャー・マッギン(奥)、マイケル・クラーク、クリス・ヒルマン。
Gene Clark: tambourine/vocals
Mike Clarke: drums
David Crosby: rhythm guitar/vocals
Chris Hillman: bass/vocals
Roger McGuinn: 12-string guitar/vocals
producer: Terry Melcher
engineer: Ray Gerhardt
01. Turn! Turn! Turn! (To Everything There Is A Season) - Pete Seeger
(ターン・ターン・ターン)
リードボーカルはマッギン。この曲も大ヒットした。
コーラスもきれいで、実にバーズらしいフォークロックに仕上がっているよ。でもアルバム内で若干浮いてる気がする。
ドラム上手。
02. It Won't Be Wrong - Harvey Gerst / Roger McGuinn
(悪くはないぜ)
リードボーカルはジーン・クラークとマッギン?リメイク曲だよ。原曲とはかなり違う。洗礼されたね!悪くはないぜ!
03. Set You Free This Time - Gene Clark
(セット・ユー・フリー)
リードボーカルはジーン・クラーク。ゆったりとした曲。ハーモニカ素晴らしい!好き!
04. Lay Down Your Weary Tune - Bob Dylan
(レイ・ダウン・ユア・ウィアリー・チューン)
リードボーカルはマッギン。
05. He Was A Friend Of Mine - Roger McGuinn (Traditional)
(友だちだった彼)
リードボーカルはマッギン。
06. The World Turns All Around Her - Gene Clark
(彼女は世界の中心)
リードボーカルはジーン・クラーク。素敵!すてき!この頃のジーン・クラークのラブソングは最高。
ジーン・クラークの曲とマッギンの12弦エレキギターの音色、合うよね。最高だった。
07. Satisfied Mind - Jack Rhodes / Joe Hayes
(サティスファイド・マインド)
リードボーカルはマッギン?ヒルマンも声出してるのだろうか。ちょっと毛色の違う曲が入れてきたなぁ。
途中でハーモニカが入る。
08. If You're Gone - Gene Clark
(イフ・ユー・ワー・ゴーン)
リードボーカルはジーン・クラーク。バックでなってる不思議な音は何だろ。
09. The Times They Are A-Changin' - Bob Dylan
(時代は変わる)
リードボーカルはマッギン。ドラムがちょっと変な感じがする。でも好きな曲、サビで合唱したくなるよ。
10. Wait And See - Roger McGuinn / David Crosby
(ウェイト・アンド・シー)
リードボーカルはマッギン。
失礼だけれど、あんまり記憶に残らない無難な曲。歌詞が初期のビートルズっぽい。
11. Oh! Susannah - Stephen Foster
(おおスザンナ)
リードボーカルはマッギン。
フォスターって「夢路より」の人か。小学校で習ったよ。何でこの曲持ってきたんだろうか。
--- Bonus Tracks ---
12. The Day Walk (Never Before) - Gene Clark
(ザ・デイ・ウォーク)
リードボーカルはジーン・クラーク。
未発表音源Never Beforeとして発表された後、正確な録音時期とタイトルが判明したんだっけ?
13. She Don't Care About Time - Gene Clark
(シー・ドント・ケア・アバウト・タイム)
シングルバージョン。
リードボーカルはジーン・クラークのはずだけれど、マッギンの声が強めに聴こえる。何でこの曲がB面なんだよ!!!すごく良いですよ!!!詩的で美しい。
14. The Times They Are A-Changin' - Bob Dylan
(時代は変わる)
リードボーカルはマッギン。 09より若々しい印象。
15. It's All Over Now, Baby Blue - Bob Dylan
(イッツ・オール・オーヴァー・ナウ、ベイビー・ブルー)
リードボーカルはマッギン。シングルになるはずだったけれど、いまいちで流れたそうな。
何が良くなかったんだろう。
16. She Don't Care About Time - Gene Clark
(シー・ドント・ケア・アバウト・タイム)
リードボーカルはジーン・クラーク。ミックスのせいかもしれないけど、弱々しい感じだが、ジーン・クラークのボーカルが際立っている上にハーモニカソロがあるんだぜ。ドラムのおかげ?で13よりもポップに聴こえるよ。
17. The World Turns All Around Her - Gene Clark
(彼女は世界の中心)
リードボーカルはジーン・クラーク。06と異なる点は、コンガみたいな音色が入っている点かなぁ。
こっちバージョンも良い。
18. Stranger In A Strange Land - David Crosby
(ストレンジャー・イン・ア・ストレンジ・ランド)
インスト。おっクロスビーの曲だ。バーズっぽくないです。