☆今日の一冊☆

今日の一冊

ホルン奏者のみならず
すべての金管楽器奏者のバイブル…



｢金管楽器を吹く人のために｣

元･シカゴ交響楽団
ホルン奏者
故･フィリップ･ファーカスさんが書いた素晴らしい本です

ファーカスさんは
アメリカのメジャーオーケストラの中でも尊敬される｢シカゴの金管｣で首席ホルン奏者として活躍しつつ、優れたプレイヤーを数多く育てた名教師として伝説のホルン奏者です(彼の人柄を演奏で感じられる彼の名演を集めたＣＤも出ていますよ)。

もうすでに読まれた方も多いのではないでしょうか？

１９６２年にアメリカで出版されました。

日本語版は
１９８０年にトランペット奏者 北村源三さん(辻本君の先生)をはじめとする当時のＮＨＫ交響楽団の方々が監修･翻訳され、管楽器専門誌を出す｢パイパーズ社｣から出版されました。

｢金管楽器を演奏する｣
ということを理論的、実践的にとても解りやすく書いてあります。

シカゴ交響楽団のスーパープレイヤー達のマウスピースのリムだけで写した貴重な｢アムブシュアの写真｣が紹介されたりもしてます

私は田舎の高校生だった頃から読んでいます

今でも練習している時などに｢パッ｣っと開いてヒントをもらったりしてます

まだ読んだことのない方！
お勧めですよ

フィリップ･ファーカスさん、日本語版を監修された方々……

本当に立派です


HORN MORI