早見和真さんが「ザ・ロイヤルファミリー」の続編を執筆中であることが報道された。去年の有馬記念の盛り上がりの最大の功労者であろうザ・ロイヤルファミリーのドラマを全話視て涙を流し、満を持して原作本も読んだ。原作でもドラマでも悲願の有馬記念制覇にあと一歩届かなかったというところで終わるのだが、実は6歳も現役を続けて大阪杯と天皇賞春を勝ち、そしてフランス遠征してプレップレースのフォワ賞2着から悲願の凱旋門賞を日本調教馬の初制覇‼️無事帰国してジャパンカップ連覇からついに有馬記念制覇をしたことが示されている。さらに無敗の三冠馬ソーパーフェクトを4度も退けているということまで示されている。続編がロイヤルファミリーの6歳の奇跡の軌跡とドラマでは暗示されているが凱旋門賞を初制覇しGⅠ6勝馬だが種牡馬としては成功出来なかった物語が主題になるのでないかと思う。原作でもドラマでも描かれなかった、引退を撤回したロイヤルファミリーが2,000mの大阪杯を勝って中3週で3,200mの天皇賞春に挑戦しようとする耕一オーナーと広中調教師の間の話し、春天制覇から凱旋門賞をどんな経過で狙おうとしたのか、フォワ賞2着から凱旋門賞までの経過、そして日本調教場初の凱旋門賞制覇、検疫を経てどのように広中厩舎がジャパンカップ出走出来るまで立て直したのか、何故直接有馬記念という馬にも厩舎とっても安心なルートでは無くジャパンカップを挟んだ過程、そして悲願の有馬記念制覇、無敗の三冠馬ソーパーフェクトがことごとくロイヤルファミリーに勝てなかった椎名展之の苦悩、凱旋門賞を含むGⅠ6勝もしたおそらくイクノイックスを上回るシンジケートが組まれたであろうロイヤルファミリーが、おそらく種牡馬として買ったであろう北陵ファームがどのように種牡馬失格の烙印を押したのか、北陵ファームを追放されてから引き受ける牧場が無かったのか、それでも子供が全く走らなかったのか受胎数が極端に少なかったのか、おそらく年度代表馬、JRA顕彰馬になったであろうロイヤルファミリーが廃用になって栗須が経営する功労馬牧場に来ることになったか、読みたい視たいシーンはいくらでもある。期待は膨らむ。
ただ少しだけ不安もあって、「ザ・ロイヤルファミリー」は小説もドラマも過不足はあるもの満足感の高い結末だったと思う。満足感の高い終わり方をした小説やドラマも映画も続編はほぼ期待を裏切る内容になってしまうことが多い。“バックトウザヒューチャー”シリーズのように続編を想定していた作品を除きヒットしたから続編にこれまで前作を上回る作品を探してみたものの自分的には1つも無かった。
「続ザ・ロイヤルファミリー」を読んでみたい視てみたいという期待は一杯あるのだが、蛇足のようなもしかしたら残念な気になってしまうかもしれない無くてもいいのかなと思ってもしまう。
