クリスマスの思い出、うちの家族編。 | サビサビ★ジェノベーゼ

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どろっと生きてます

世の中はすっかりクリスマス一色ですね。

 

とはいうものの、既に自分にとっては 「鶏肉とケーキを食べる日」 以上の

意味合いを持つことはなくなってしまっております…。

 

独身のころはイルミネーションを見に行ったりとかもありましたけど、

もともとネクラで内向的な性格ゆえか、

そういう盛り場に行っても場違いオーラを感じ、萎縮しきっていましたw

 

サンタクロース(父)がプレゼントをくれるのを楽しみに待つ日々も

もう十何年前かって話になりますしねえ。

 

そもそも、サンタクロースの存在自体、

私は子供のころから全く信じていなかったです。

 

てか、あれを心から信じてる子供って、割と少ないと思うんだけどどうでしょうか。

 

まぁ、両親は信じて欲しかったみたいで、

 

「いい子にしてないとサンタさんが来てくれないよ」 的なことを

私や妹に良く言っていたものでした。

 

しかし、どう考えたって、

 

一年中どっかの山奥に篭りながら、常に私の素行を監視しつつ、

寒い冬の夜にわざわざ枕元に現れてプレゼントを置いて去る

ジジイがいるかもしれないということより、

 

両親がサンタを演じて、夜中に私の枕元にプレゼントを置いてるって

考えたほうが現実的じゃあないですかw

 

この辺り自分がが頑ななのは、「見たこと無いものは信じない」っていう

性格のせいかもしれません。神様しかり幽霊しかり。

 

一度、子供心に空気を読まず、「サンタは本当はお父さんなんでしょ?」

両親と祖母に聞いてみたことがあります。

 

と、言うのも、クリスマスの翌日に、サンタが置いて行ったとされるおもちゃが

初期不良で電源が入らない不良品だったことがありまして、

 

それをなんと母親が翌日、

近所のイトーヨーカドーに交換して貰いに行ってたわけですよ!w

 

で、私は今まで疑問に思っていたことをついにぶつけてみたわけです。

 

「このおもちゃは、お父さんがヨーカドーで買ったんでしょ?」と。

 

私はクリスマスの前の週辺りに、家族でデパートに買い物に行ったときにだけ、

私と妹を母親に任せて、ふらりと父親だけが姿を消すのに気づいていた。

 

たぶんそのとき父親がプレゼントを買い、当日までどこかに隠しているのだと、

私は両親を問い詰めました。

 

しかし、両親の答えは驚くべきものでした。

 

 

「イトーヨーカドーは、サンタクロースにおもちゃを卸している特別なお店なのよ。」

 

 

サンタクロースは外国人で外国住まいだから、日本のおもちゃがなかなか手に入らない。

 

でも、日本の子供は日本のおもちゃを願うことが多いから、サンタはクリスマスイブの深夜、

イトーヨーカドーを特別に開けてもらって、おもちゃを大量購入しているそうな。

 

だから、そのおもちゃに初期不良品があった場合、

イトーヨーカドーがアフターサービスを請け負って、交換・修理に応じているんだって。

 

 

「さすが、日本を代表する大手スーパー!イトーヨーカドーだね!」

 

 

私は、この母親のセリフに真偽を超えたところで感動してしまった。

 

よくもまあこんなにとっさにコレだけの作り話が思いついたものだ。

子供に夢を持たせ続けようと思うのなら、こうでなければならない。

 

わたしが親だったら「テッテレー」とか言いながらさっさと

ネタバレしてしまいそうなところだ。

(てかハナっからサンタイベントはやらないかもしれない…)

 

そして、最後に母親は、いまだ訝しげな顔をしている私にこんなことを言った。

 

 

「トーコちゃん、サンタさんを信じないと、

 サンタさんもう来年から来てくれなくなっちゃうかもよ?」

 

 

明らかな脅しであったw

 

うん、確実に信じてないことバレてるw

 

そんなことを言われたら、私にはもうそれ以上追及する気力は無かったw

 

 

「そうなんだ、ヨーカドーってすごいね~」

 

 

わざとらしくつぶやくと、私は母親から顔を背けたのだった。

 

 

そんなとき、背中に冷や汗をかいていた私に向かって、ヤツは口を開いた。

 

 

「そうだよ、サンタさんはちゃんといるんだよ~!」

 

 

妹である。

 

 

妹は、サンタの存在を完全に信じている子供であった。

 

 

「いい子にしてないと、サンタさんが来てくれないかもしれない。」

 

 

と、12月になるとソワソワしだし、

普段はまるでやらない家の手伝い等を率先してやったり、

暴力的な行動を控えるようになっていた。

 

そう、母親が頑なに「サンタクロース存在説」を私に強要したのは、

この5つ年下の妹が完全にサンタの存在を信じていたからだった。

 

ネクラで内向的で疑り深い私とは違い、妹は何でもすぐ信じてしまうタチだ。

 

まず、ゾンビを初めとしたホラー的なものを無意味に怖がる事から始まって、

幽霊とか、奇跡とか、前世来世とか、超能力とか、とにかく何でも信じている。

 

父親の「実はお母さんは外人なんだ…」という冗談ネタを、

かなり長い間信じ込んでいて、自分がハーフだと思っていたことすらあった。

 

そんな妹に、私は悪戯心にその純真無垢な思いを弄ばずにはいられなかった。

 

 

「サンタがいないって証明してあげるよ。」

 

 

ある年のクリスマス、私はそう妹に告げた。

 

作戦は、簡単だった。

 

我が家におけるサンタクロースからプレゼントの注文システムは、

 

「12月20~22日あたりの『両親から指定された』夜に、

2階のベランダに出て、欲しいもの空に向かってお願いする」

というものだった。ああ、思い出しても恥ずかしい…。

 

私は毎年薄ら笑いを浮かべながら

 

「聖闘士星矢ドンジャラが欲しいですーおねがいしますー」

 

とか言ってた訳ですよ。はああ。

 

 

で、そのお願いをするときは、2階のベランダに両親は付いて来ず、

「じゃあ今からお願いしてきなさい」と言われ、妹と私だけでやるものなので、

 

「親にあらかじめ言っておいたものとは違うものをお願いしてみる」

 

と、私は妹に告げたのだ。

 

で、私は両親には当時好きだった歌手のCDが欲しい、と告げておいて、

当日の夜空にお願いするときは全く違うファミコンのカセットの名前を夜空に唱えた。

 

かくして当日の朝、私の枕元に届いたのは…CDだった。

 

私は妹にCDを見せながら、

 

「ほらね、CDだったっしょ? やっぱりサンタなんていないんだよw」

 

と、得意気な顔をして見せた。

 

このあたり、大人気無かったなあと今では反省しております…

 

…が、本当に子供だったからなぁ。

 

しかし、妹はそんな私を見て 「フフッ」 と笑った。

 

 

「トーコちゃん。サンタさんは分かってたんだよ。

 トーコちゃんがホントに欲しいのはCDだってこと。

 全部お見通しだったってことだよ。」

 

 

はああ???

 

 

妹は、"サンタクロース”に貰ったおもちゃを受け取ってホクホクしていた。

 

 

私はすっかり毒気を抜かれてしまったのでしたw

まあ、いいか……w

 

子供のうちは目一杯子供らしく。そんな素直なところが妹の可愛らしいところなのかもしれないw

 

さすがに今は信じていませんけどねw 当たり前かw