Quality Life 2009
6社が合同プロモサイトを開設。各社の異なった顧客の相互送客やマーケ手法を開拓するというもの。
クイズ形式で、自分の発見力が分かり、各社のプレゼントが当たる、という試み。
リコメンドエンジン時代での企業サイドからの、異なったカテゴリー、商品、サービスの
偶発的ないい出会いを作るプロモーションという点ではいい試みですね。
とはいえ、ピンとこないのは何でだろう?
アテンションの付けた先の、各社サイトへのリンク、商品紹介やらがまったく普通で、
合同キャンペーンにしか見えないからか。
アフィリエイトのゲートのように見えるからか。
こうした時代なので、メールアドレス取得で直接的コミュニケーションを目的としてそうだからか。
メディアと商品のフラグメンテーション時代に、マスも大量に活用する企業群が
自分たちでアフィリエイト的メディア開発、共同でメアド取得を始めてきた、
と考えると次の打ち手とか工夫が出てくると思う。
今のサイトは序章ということだろうと思いました。
以下、RBBでの紹介記事から。
NEC他6社、共同プロモサイト「Quality Life 2009」を期間限定で開設http://www.rbbtoday.com/news/20090302/58230.html
アサヒビール、資生堂、ANA、日産自動車、NEC、ネスレ日本の6社は2日、共同プロモーションサイト「Quality Life 2009」(qualitylife2009.jp)を3月のみの期間限定で開設した。
「Quality Life 2009」サイトは、6社のブランド力・商品力を相互に活用し、これまで各社が単独ではアプローチできなかったあらたな顧客に向けて、各社の商品・サービスへの興味・関心を醸成することを目的としたサイト。この企画は、6社による異業種交流会から発展したもので、各社の持つサイトや資産を活用した新しい顧客コミュニケーション手法に取り組んでいくという。6社は2007年9月10日~11月9日の2か月間、サイトの告知を各社会員に限定した企画を実施しており、その経験と成果をもとに本サイトを開設したとのこと。 「Quality Life 2009」では、「『あなたが気づくと、暮らしが変わる』~自分自身を違う角度から見つめ、あらたな気づきを得て豊かな気持ちに~」をテーマに、「発見力トレーニング」と題した「発見力タイプ診断」と「発見力向上クイズ」を組み合わせたコンテンツを用意。参加者がクイズを楽しみながら、ポイントを貯めて、自分自身を違う角度から見つめて発見力を向上していく内容となっており、クイズのゴールで6社が提供するQuality Lifeが体験できるプレゼントに応募できる。なおこの仕組みには、BIGLOBEのメール配信基盤などが採用されている。 |
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(池本淳@RBB 2009年3月2日 17:09) |