ただしフランスのお話です。。。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090125-00000020-yom-int


サルコジ大統領による、懸命な国民統治の努力に見えます。

国民統治はメディアをどう活用するか?がキモですから。


メディアはこうした取り組みにすがるでしょうが、御用メディア化への道も見え隠れします。


しかし、新聞の変革やコンテンツ自体に強みを持たないと、意味ないですね。

いくら、水場に馬を引っ張ってきても、水は飲まないし、草も食べないと思います。


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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090125-00000020-yom-int

読売新聞 【パリ=林路郎】[2009年1月25日13時47分]


フランスのサルコジ大統領は23日、広告や部数の減少に悩む日刊紙など
活字メディアについて、今後3年間で総額6億ユーロ(約690億円)を投入する
抜本的な救済措置を打ち出した。

メディア業界や記者ら関係者による国民三部会(諮問委員会)が
約半年の議論を経てまとめたもので、業界、政府をあげて新聞立て直しに乗り出す。

救済策の目玉は、18歳の成人に1年間、好みの新聞1紙を無料配達する試み。
各社が新聞代を、政府が配達料を負担し、活字離れが指摘される若年層を新聞へ引き寄せる狙い。
宅配網拡充のため、民間配達業者への財政支援を現行の約9倍の7000万ユーロ
(約80億5600万円)に引き上げ、業者の税負担を大幅に引き下げる。

また、〈1〉活字メディアによる電子媒体の充実を政府が支援
〈2〉郵便局の配達料値上げを1年先送り
〈3〉新聞社が印刷会社に支払う代金の3~4割圧縮を政府が迫る
〈4〉新聞の政府広告を増やす--なども含まれている。

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ちょっとアンダーソンの国民国家論を思い出しました。

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