同僚の部長/コミュニケーションデザイナーから紹介された未読本をさっそく購入。
佐野眞一氏のノンフィクションに引き込まれてます。
満州国通信社(国通)トップに君臨した後、上海を舞台にアヘン密売で
「阿片王」の名をほしいままにした、里見甫(さとみはじめ)のノンフィクション。
アヘンを最高のコンテンツ、そしてメディアとして利用して、利権と信頼を得たかのすごいストーリー。
日本が変容する時代に中国大陸の闇世界を生きるスケール、
あらゆるジャンルの大物たちが、魑魅魍魎が跳梁跋扈する世界の大きさが圧倒的。
いやいや、相撲界でのマリファナ騒動はちっちゃいです。
この後の、満州を舞台に世界的謀略を張り巡らした甘粕正彦の話も
佐野眞一氏の描く、新しい甘粕像で読みたいです。
読書の秋のお楽しみ。
- 阿片王―満州の夜と霧 (新潮文庫 さ 46-8)/佐野 眞一
- ¥820
- Amazon.co.jp
- 甘粕正彦乱心の曠野/佐野 眞一
- ¥1,650
- Amazon.co.jp
- 旅する巨人―宮本常一と渋沢敬三/佐野 眞一
- ¥1,835
- Amazon.co.jp
- カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」〈上〉 (新潮文庫)/佐野 眞一
- ¥660
- Amazon.co.jp
佐野さんのテーマは日本の形を作ってきた人物を問う、というスケールの大きさと
徹底した調査から通説を暴いていくかのような、超骨太なノンフィクションで好きです。
なぜだか、正力松太郎を描いた「巨怪伝」がこのアフィリエイト検索ではないです。。。