オリコムの武富局長が音頭をとって主催された「9.2次世代広告夜会」に参加してきた。
http://tomi.blog.ocn.ne.jp/siodome/2008/08/92150_620e.html
もともとは、ネットを中心とした広告、テクノロジーソリューションのコンベンション、
ad:techの東京開催に向けたネットワーキングパーティーなんですが、
いろんな意味で今の広告業界の縮図のようで楽しい時間を過ごしました。
ADKインタラクティブの横山社長、博報堂iビジネスセンターの須田CD、
D2Cの藤田社長、CAテクノロジーの小越マネージャーと講演者の内容、スタイルともに
広く、くしくも電通、博報堂、ADK、CAの方々の発表となったのが、
今のマーケット感を象徴してるかのようです。
そこにPaul Beckley氏(ad:tech副社長)のad:tech紹介のコメントが入るあたり、
主催された武富氏の編集力の感服しました。うまいですね。
総合系広告代理店、ネット系代理店、メディア企業、テクノロジー企業、制作会社、
調査会社、データ企業…と多岐にわたり、参加者は200名近くとか。大盛況。
で、会場で会った旧知の総合系代理店のストラテジックプランナー、
ネット&モバイル広告会社の役員、ネットメディア&データ会社の役員、私で同席。
このあたりのごちゃ混ぜも、今の環境らしく、皆さんのスピーチなど聞いていました。
以下、雑感です。
◆「次世代コミュニケーションとは?」
横山隆治氏 (株式会社ADKインタラクティブ/代表取締役社長)
→ 「リモデル」をキーワードにこれまでの横山さんの考える新しい組織像を
お話されていました。個人的にとても共感。コンサル会社との協業論や
コミュニケーションチャネルデザイナー育成論、などは傾聴に値する。
確かに次世代のエージェンシー論です。新しい道で大変ですが未来の話。
◆「全員シロートの時代」
須田和博氏 (株式会社博報堂/i-ビジネスセンター クリエィティブディレクター)
→ 日清食品や大塚製薬のキャンペーンを中心に、クロスメディア事例を多数紹介。
インタラクティブ領域は新領域ゆえに、クライアントも広告会社もメディアもみなシロウトで手探り。
ユーザーの方が先を行っているかも知れない中で、チャレンジしていくのだ、という趣旨。
いい内容なんですが、ネット活用マスキャンペーンってこと?との評が周囲でちらほら。
私含め周囲がたまたま獲得プロモーションや成果明確化が基本の案件に関わっているためか…
広告コミュニケーションの課題の広がりや対象商品、対応手法の広がりからも
そんな気分になったのかも。これも今の広告世界の広さ、多様さの表れか。
◆「世界に誇る日本のモバイルマーケティング」
藤田明久氏 (株式会社ディーツー コミュニケーションズ/代表取締役社長)
→ 私としては一番ウケた。横山さんが真摯にリモデルを語り、須田さんが
落ち着いて今のクリエイティブを語った後、いきなりネクタイを外し、腕まくりの
藤田さんが、モバイルは盛り上がっている節?をすごい勢いでしゃべって
笑いを取ってました。ご出身の電通新聞局仕込みのパワーを思い知りました。
内容は藤田さんのブログにある論調のものでしたが、パワーに圧倒されました。
お笑い調なのに、ちゃんと?外国人向けにスライドには英語サマリーが
入っているあたりが芸が細かい。このあたりは、次世代広告に関係なく尊敬。
ゲストとして
◆「about ad:tech」
Paul Beckley氏 ( ad:tech 副社長 アジア・オーストラリアジア地域管轄)がスピーチ。
→ 良く聞き取れませんでした。スミマセン。概要の紹介でした。
武富さんのブログに詳しいので、そちらのほうがよいでしょう。
◆「ad:techの歩き方」
小越崇広氏 (株式会社CAテクノロジー マネージャー)
→ 別件あり、全部は聞けず。ad:techに限らず、テクノロジー動向に詳しい小越さんの
ad:techの説明。これはもっと聞きたかった。
タカヒロ氏の会はじめ、こうしたネットワーキングの会が増えてきてとてもいいことですね。
武富氏はじめ、主催の方々に御礼です。
話されている内容の振れ幅こそが今の、広告ビジネスの動きっていうことで、
新しい広告コミュニケーションビジネスのチャレンジに力が出そうな気がして
会場の赤坂を後にしました。