先日、情報交換会食した、以前一緒に仕事してた旧知のコンサルタントの言葉。
消費行動分析とコンサルティングでは、追随するものなしの人物。
メディア環境の急速な変化、経済環境の悪化などで、想像以上にマーケティング費用の
アロケーションが変わってきていて、ネットや店頭販促への傾注が多くなっているとの点で一致。
その場で瞬時に買うかどうか決める、瞬間マーケティングという大きなうねりができている点でも一致。
だから、瞬間の動きを優位に持ち込む具体的努力と、少しでもそうした優位な流れを作る
コミュニケーションのコンテクストも重要だ、との話。
具体的には…という部分は、トップコンサルタントなので、ここには書けずヒミツなのだが、
追随を許さない経験と結果を出している提言は、うなるしかない。
ネットは解析でき、LPOやコンテンツ変更など動き激しく変えられるが、店頭は、リアル物でもあり
まだまだ知見とアクションは不十分。単にビジュアルマーチャンダイジングというのでは不十分。
流通環境の変化の中で、メーカーもATL(Above The Line:マス的展開)、
BTL(Below The Line:店頭などSP的展開)の一貫した展開を求めている。
すばやく動くには、完璧なデータ整備や提案は待っていられない状況で、極端な話、
N=1でも、核心を突いたデータ、コメント、示唆する動きがあれば、決断して動く、
というような時代になっている、という面白い話も聞けた。
N=1というのは極端な話ではなく、実際のところは、大変な物量のあらゆる手法の調査を
実践している中で、先端手法もぐるっと一巡した感あり、だからこそ、N=1のきらりとする
意見と何百、何千のサンプルデータの併用が必要だ、となる。
デジタルな解析の上で、アナログなN=1の価値が上がっているとも。
商品の動きを考えると、60%とかそのくらいの理解でGO!と意思決定しないと
遅れてしまう状況とも言えるようだ。もちろん、このコンサルタントと相対する
クライアントの真剣かつ経験を積んだマーケター、営業責任者とのレベル高いやりとりだから
いえることなので、よい子は真似をしてはいけません。
もうひとつ面白かったのは、このコンサルタントは定量分析でのと提言で
高い評価を得ているが、今ではユーザー行動の微妙な動きや何気ないコメントから、本音を
見つけ出し、戦略提言、メッセージ開発、さらには商品開発領域にも進出しているという。
いや、これって優れたアカウントプランナーの仕事も包含されているよ。
ある種のカリスマコンサルです。クライアントもトップ企業中のトップや幹部ばかり。
お互いにまた一緒に仕事をすべく、画策中。