先日、ネット系企業社長2名、ネット系レップの幹部、ネット調査&データ企業のマネージャー、

私の同僚、PR会社の方、リアル&ネットメディア企業マネージャーの方と情報交換会食。


同僚の新たなチャレンジ(プロデュース&営業会社の立ち上げ)の壮行会でもある。


その中での会話、


■マスを狙う商品・サービスの場合、一般的な情報の基点はTVが強い、ということ。


皆が口をそろえて語るのが面白かった。

コミュニケーション設計上は重要。TVCMとか番組とか含めた、マス露出という意味で。


■今のところ、日本でいうインフルエンサーとは芸能人のことだ、ということ。


ブログ発の発信力、伝播力のあるブロガーのことも、最新コミュニケーションネタの

ことも理解したうえで、世の大半の大流行、プチ流行ネタは、TVやニュース関連だったりする。

有力コンテンツ発信元としての、芸能人TVコンテンツがいまだ強いよな、という妙に

皆が納得する話。

要はそれなりのプレゼンス(のあるアイコン)をそれなりの編集力を付加して、

コンテンツというかメッセージデリバリーをするという感じ。


有名芸能人の一言やブログでの発言でモノが動く、というような話を考えると、

マス的な動きを狙う場合のインフルエンサーは、やはり芸能人重要そうだ。

もしくはTVに限らず、あるカテゴリーでマス的露出を果たしている人。


コミュニケーション設計や実施を行う上では、ゴールに合わせてメディアを組むのが目的。

必要に応じて、エッジの効いたネットキャンペーンや巻き込む仕組みを入れるべきだろう。


また、アテンションという点では、TVやマスに取り上げられる仕掛けを

コンテンツを基軸にして、広告、SP、PRなどを融合させて組み込むということ、

今のコミュニケーションに合ったやり口が求められる。


そんな感じの設計が普通に意識されるようになってきたな、というのを


昨日のNet Marketing Forum 2008でも感じました。


以下の電通からのリリースも同じような文脈だと感じますね。

◆消費者のメディア接触行動に冠する調査結果を発表◆(電通6/10リリース)

~「クロスメディア型」のメディア接触傾向は全世代に広がる傾向~

http://www.dentsu.co.jp/news/release/2008/pdf/2008048-0610.pdf