スキルアップ本、自己研鑽本を見ていると、今の時代を実感します。
こんな感じの本があふれてますよね。
とくにクリックしないでいいです、イメージなんで(笑)。

無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法/勝間 和代
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「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本/小宮 一慶
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事業戦略のレシピ/鬼頭 孝幸
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ザ・マインドマップ/トニー・ブザン
¥2,310
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IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣/原尻 淳一
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図で考える人は仕事ができる (日経ビジネス人文庫)/久恒 啓一

¥700
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世の中で求められている技能や勝ち組手法だと思うのですが、

タイトルとか、なんか、煽られている感じで、引いてしまいます。ま、たまに買いますが(笑)。

効率化、ファイナンス、図式化、英語、事業構築力、組織論というあたりが多いですよね。

世に言う「ビジネススキル」というやつ。


今まで売り上げだけ追っかけてればよかった会社時代からの転換。

一部の出世組や会社派遣MBA組、意識高い人の時代から、スキルが一般化してきた。

ロジャースのイノベーター理論で行くと、イノベーター(2.5%)、オピニオンリーダー(13.5%)を経て

ちょうどアーリーマジョリティー(34.0%)にさしかかって、こうした本が売れている気がします。

国内MBAスクールの盛り上がりも同じ感じで説明できると思う。

それと、最近の傾向で注目しているのは、バンバン仕事をして、スキルをつけて

自分主体でお金を得られるようにしよう、

そして「自分のやりたいことや趣味、自分時間を充実させよう!」という論旨。


そのために、仕事を効率的に、技能を身に付け収入を上げよう、

自分主体の仕事に持っていこう… こういう落としどころになるのも

経済や雇用の先行き不安感に応えていて売れてるのかな、と思います。

ここしばらくの日本企業は、積極的なM&Aや合従連衡、海外投資、起業の一般化、

新規事業の立ち上げスピードアップ、資金調達手法の多様化と普及、

新しい組織運営、人材の流動化、ネット技術の発達・普及、

ビジネスモデルの転換…… こんなのばっかり。


みんな一生懸命対応していますが、いや、不安感つのりますよね。


参考になる感じもします。

確かに時代の焦りを埋めてくれる感じがします。


でも、社会の変化は体感しつつも、なんか成功者の著者たちに

新しい競争に参戦しとと、煽られている気もします。


新しい時代の生き方の福音書とも不安を煽る書にも見えます。

同時に、「自分らしく生きるには?」とか「いいんだよ、君らしくやれば」の肯定本もたくさん出てますね。


いずれにしても、最近のビジネス本(新書も、肯定本も)は、以前にまして、

マーケティングがうまいなと、内容以上に思う今日この頃。。。


書籍のマーケティングも時代にガッチリ対応してますね。。。