前から思っていたが、最近より感じていること。


マーケティング、ブランド戦略、メディア戦略など、もう少し敷衍すると

ビジネス戦略なども定性的な領域と定量的な領域を行きつ戻りつ、

螺旋的に上方に向上していく、と以前よりも感じるようになった。


例えば、広告領域の話でいけば、SEMやアフィリエイトなどでの

即時的定量把握可能な、効率性追求の追い求めるフェーズから

他のメディアやネット純広、心理変容を起こす表現など、定性的アプローチにも

関心が高まり、寄っていっている、と感じている。


しかし、右に振れすぎたものが、左に揺れ戻される、という単純な話ではない。


当然、ネットマーケティングで得られた知見の上にたって、表現や

マス広告や、Web、モバイル、PR、エンジンなどの向上、組み合わせを

行い、次のフェーズのマーケティングを行う、という意味で、

右⇔左の移動ではない、上方への広がりある、螺旋的発展という意味合い。


効率性追求だけの手法の成熟、コモディティ化もあるだろう。


とすると、ますます、独自のマーケティングストーリー、ブランドコンテクストを

つくり差別化を行う、というのは必然の流れだろう。


効率性一偏道ではなく、、ブランド、メディア戦略の「コンテクスト」をデザインし、

その上での効果と効率を見ていく。ここの重要性が増してきていると感じている。


人はブランドの利便性、取り巻くストーリーやコンテクストに魅力を感じて

お金を出すので当然といえば当然なのだ。


広告会社だけでなく、クライアント側でもそんな気がしている。


目的は更なるビジネス拡大、次のフェーズのビジネス、独自性あるブランド構築。


そこで、同じようなコンテクストが出てきたら、また新たな効率性手法の採用、

新コンテクストの創造…と、メッセージとメディアのスパイラルアップを繰り返す。

そして次のフェーズに移っていく。


右側だけに、左側だけに偏らず、両者の強みをシナジーを起こす。

双方で得られた果実を活かして次の大きな果実につなげる。


このあたりへの対応組織、人材の集め方に多くの人がチャレンジしている。


なかなか、私個人の経験と今の実践でも大変なチャレンジとはわかっているが、

ダイバーシティーある人材確保と、社内ラボなり、またメディアとクリエイティブの

交じり合いを基本前提にやっていくことが、道の一つだと考えている。


ここしばらくの、重要なチャレンジなんです、私にとっても。



以下の専門家のブログエントリーなどは参考になってます。

タカヒロさんの

「プチ電通・プチ博報堂化するネット系広告会社営業マン」
でのネット代理店での媒体ビジネスとクリエイティブ、プランニングへの言及

「intenderを増やすこと。」

での、検索以前の、意識を持たせる施策設計重要性への言及、


則天去私さんの

「インターネット広告の費用対効果をネットだけで判断するのはどうなのよ? 」

での、ネットだけで効果が測れるものではなく、オンライン・オフラインの密接な関係への言及


以下、以前読んだ本で、ブログ本のようにすぐに読めますが、示唆すごくあります。

使える 弁証法/田坂 広志
¥1,575
Amazon.co.jp