◆高級子供靴専門店として創業
セリーヌ・ヴィピアナ 引用 themarketherald.com
1945年セリーヌ・ヴィピアナによりパリで創業されたファッションブランド。
当初は、自分の子供の為にという理由で、高級子供靴専門店としてスタートしました。
ひとつひとつ丁寧な手作業で作られるセリーヌの靴は、履きやすく、デザイン性にも優れ上流階級の間で人気となります。
次第に、子供の母親から婦人靴の製作を依頼されるようになり、1959年婦人靴販売をスタートさせます。
そして、1965年に香水とスカーフ、1966年にはハンドバックの販売をスタートします。
1967年プレタポルテコレクションをスタート。
その後、時代の流れと共に、徐々にブランドの勢いを失くし、業績が悪化していきます。
◆ブランド転換期①~マイケルコースの参入~
(セリーヌ広告 引用 fulloftaste.com)
1987年LVMHグループに参入。セリーヌの新社長に、ナン・ルジェが就任。
1997年に、マイケルコースがデザイナーに就任。以降は世界的一流ファッションブランドとして認知されるようになります。
2002年に発表した「ブギーバッグ」は、セリーヌ人気復活の発端となる大ヒットとなりました。
2003年には「パリ・マカダム」を発表。パリの凱旋門を囲む鎖からイメージされたデザインは、当時の若者に大ヒットしました。
アメリカ出身のマイケルコースが手掛けるデザインは、高級感だけでなく、実用性も兼ね備え、ニューヨークのキャリアウーマン達に支持されます。2003年の退任まで、セリーヌの業績を変えるほどの活躍を果たしました。
ブギーバッグ
パリ・マカダム
◆ブランド転換期②~フィービー・ファイロ参入~
その後、デザイナー交代を重ね、2008年クロエのデザイナーを務めていたフィービー・ファイロがセリーヌのデザイナーに就任します。
フィービー・ファイロは、後にセリーヌを代表するバッグとなる「ラゲージ」を、2009年に発表します。
1970年代に発売されていた旅行場バッグを再解釈しデザインされた「ラゲージ」は、瞬く間に世界中で大ヒットします。
フィービーもまた、マイケルコース退任後、業績が落ち込んだセリーヌを大きく回復させます。
そして、2019年退任。
ラゲージ
◆現在 ~エディ・スリマン~
その後、デザイナーに就任したのは、エディ・スリマンです。エディは、サンローランやDIORのデザイナーを務めた人物で、サンローランの業績復活に活躍しました。
2019年に発表された「トリンオフ」は、以前から使用されていたロゴマークをリバイバルさせ、大ヒットします。
サンローランでも個性的なロックスタイルを生み出していたエディのデザインは、賛否両論ありますが、セリーヌに新風を巻き起こします。
時と共に様々な変遷を経て、セリーヌは進化し続けてきました。その時々で、全く違うイメージを発信し続けている事が、現在も高い人気を誇る理由ですね。
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