ルビー(Ruby)の語源
ルビー(Ruby)は、コランダムの変種で、赤色が特徴的な宝石です。
ラテン語の「赤」を意味する、ルベウス(rubeus)が語源となっています。
最高級の「ピジョン・ブラッド」とは
主な産地は、ミャンマー・スリランカ・タイ・ベトナム・カンボジア・タンザニア・マダガスカル・モザンビーク。
中でも、ミャンマーで採れる「ピジョンブラッド(ハトの血)」と呼ばれる最高級のルビーは稀少。
日本の鑑定書では、ミャンマー産で、かつ一定の基準以上の色でなければ「ピジョン・ブラッド」の記載はできません。
これは、イギリス王室が、ミャンマー産ルビーにのみ与えた称号であるため、現在もこの基準に沿っています。
スタールビー
また、成分の中にルチルの針状結晶がが混ざると、反射光が星状に見えるものがあります。これを「スタールビー」と呼びます。
スリランカでは、2000年以上に渡りスタールビーの原産国として有名です。
古代シンハラ族は、ルビーを身に着けると魔法から身を守ってくれると信じられてきました。
ヨーロッパでは、「3つの剣」と呼ばれ、邪悪を祓い、幸運を呼び、良きパートナーを得られると言われています。
ルビーと同じ種類の宝石
ブルーサファイアや、ピンクサファイアも、同じコランダムという鉱物からできています。不純物の違いで色(宝石の種類)が変わります。
・ルビー ・・・・ クロムが1%ほど混じると濃い赤色のルビーになる。
・ブルーサファイア・・鉄・チタンが混ざると、青色のサファイアになる。
・ピンクサファイア・・クロムが0.1%以下しか混ざっていないと、薄い赤色(ピンクサファイア)になる。
ルビー
ブルーサファイア
ピンクサファイア
ルビーにまつわる伝説
ルビーは、その美しい色から「宝石の女王」と言われています。
歴史は古く、青銅器時代にすでに存在していたとも言われていますが、古代では詳細な組成が解明されていなかった事から、赤い色の宝石は全てルビーと分類されていました。
1783年に初めてルビーとスピネルの違いが解明されています。
かつてビルマでは、ルビーは不死身のお守りとされ、身に着けるだけでなく体に埋めこむ事まで行われていたという説もあります。
中世ヨーロッパでは、ルビーは「危険から身を守る」「周囲の人と円滑なコミュニケーションが取れる」宝石とされていました。
また、その真っ赤な色から「出血を止める」「炎症をとめる」とも信じられており、ルビーの粉末を飲み物に混ぜ飲んでいたとも言われています。
フリガナのルビ
現在、漢字のふりがなの事を「ルビ」と言いますが、これもルビーが語源となっています。
かつてイギリスでは、活版印刷に使われる活字を大きさに応じて「ダイヤモンド活字」「エメラルド活字」「ルビー活字」と呼んでいたそうです。
そして明治時代、ふりがなに使用したサイズの活字「ルビー活字」が、その後「ルビ」と呼ばれるようになったそうです。
ルビー婚
7月の誕生石として有名ですが、結婚40周年の記念「ルビー婚式」に贈られる宝石として知られています。
ダイヤモンドに次ぐ硬さを持つルビーは、夫婦の硬い絆を象徴しています。
石言葉
ルビーの石言葉は、「情熱」「勇気」「威厳」「活力」「情熱的な愛」「美」「永遠の命」
その燃えるような赤色は、情熱と活力のシンボルとされます。
古代インドでは、ルビーを身に着けた戦士は無敵になると言われ「ラトラナジュ(宝石の王者)」と呼ばれていました。
また、ルビーには「愛」や「美しさ」の象徴としての石言葉が多く存在し、古くから女性に愛されてきた宝石です。
見ているだけでうっとりする程の美しさを持つ「ルビー」
ひとつは持ちたい宝石ですね。
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