HERMES エルメス　～ボリードの歴史～

世界一の一流ブランド「HERMES」

中でも、「バーキン」「ケリー」は非常に人気の高いバッグです。

しかし、そんなバーキンやケリーバッグよりも歴史の古いバッグが「ボリード」です。

今でも定番人気のボリードですが、その誕生は1923年と約100年近く前になります。

そんな「ボリード」の誕生についてお話します。

1837年に創業した「エルメス」

もともとは、馬具を製造・販売するメーカーとして、ヨーロッパ中の王族・貴族から愛されていました。

その後、時代は馬車から自動車に移り変わります。

時代の変化とともに、自動車移動を想定して作られたのが「ボリード」。

移動の際、バッグの中身が飛び出ないよう、バッグにファスナーを付けたバッグが「ボリード」です。

バッグに初めてファスナーを使用したのは、エルメスが初。

しかし発売当初は、「ボリード」という名前ではなく、「ブガッティ」でした。

フランスを代表する高級車「ブガッティ」から名付けられ、走る宝石と呼ばれる程、美しかった為と言われています。

丸みを帯びたフォルムと、機能的なファスナー開閉の「ボリード」は、カジュアルにもフォーマルにもマッチする

万能バッグとして人気です。

もともと皮革製品の技術に長けていたエルメスのバッグは、旅行用バッグとして

世界中のセレブに愛され、ますます人気を博します。

エルメスのバッグは、職人がひとつひとつ手作りで仕上げています。

今もなお高い技術を誇るエルメスの製品は、創業から184年の時を経て尚、世界中で愛されています。

長い歴史に培われた技術と、変わらない品格あるデザインが、世界一と言われる由縁かもしれません。

エルメスのロゴマークは、馬具工房だった事もあり馬車が描かれています。

しかし、馬車と従者のみが描かれており、主人は描かれていません。

これは、「エルメスは最高の品質の場所を用意しますが、それを御するのはお客様ご自身です」という意味が

込められています。

エルメスの最高の技術を、身に着け使いこなすのはお客様自身ですという、エルメスの信念・技術に対するプライドを

感じます。

だからこそ、エルメスを持つという事は私たちにとって特別な意味を持つのかもしれません。

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