言わずと知れた、世界一流ブランド「LOUIS UITON」
誇り高い歴史と、日々進化を遂げる姿は世界中を魅了します。
そんな、LOUIS VUITTONの歩んだ歴史を今一度ご紹介します。
1854年。ルイ・ヴィトンは、世界初となる旅行用鞄の専門店を、パリ・カピュシーヌ通りに創業。今から約167年前です。
水に浮くトランクが話題となり、1969年には現在も使用されている「モノグラム」が誕生した。
移動手段が馬車から電車・車に移行する時代。
世間のニーズに合わせ、積み上げやすい平らなトランクを考案。
革が主流だった素材を、防水加工を施した軽い素材「グリ・トリアノン・キャンバス」に変え、大好況を得る。
※沈没したタイタニック号から引き揚げられた、ルイヴィトンのトランクには「一切水が入っていなかった」という逸話も残るほど
その確かな技術と製法が世界中から信頼されている。
徐々に規模を拡大していったルイヴィトンは、1867年パリ万国博覧会で銅メダルを受賞。世界的な評価を受けるようになる。
エジプト総督、ロシアのニコライ皇太子、スペイン国王アルフォンソ12世紀から、トランクの受注を受ける。
1883年には、板垣退助と後藤象二郎が国会開設視察で訪れ、パリ本店でトランクを購入。(日本人で初)
1892年、ハンドバッグの販売をスタート。ルイヴィトンは亡くなり、息子のジョルジュが会社の全権を握る。
ルイヴィトンが人気になればなるほど、模造品も出回り、新たなデザインを模索していたジョルジュは、日本の市松模様にインスパイアされ
「ダミエ」を考案。
当時のパリは、「ジャポニズム」が流行しており、マネやゴッホなどの芸術家も影響を受けたと言われています。
しかし、シンプルなデザインは、やはり模造品の温床となり、より斬新なアイディアが必要となります。
そこで誕生したのが「モノグラム」です。
これも、日本の家紋からインスパイアされたデザインで、現在ルイヴィトンを象徴するロゴとなっております。
モノグラムは職人がひとつひとつ描き上げる事で、模造品を激減させるだけでなく、そのデザイン性の高さはパリで高い評価を受ける事になります。
創業から約100年後。1978年ルイヴィトンは、海外進出を始めます。
その最初の国が「日本」
ルイヴィトンの象徴となる「ロゴマーク」発祥と言っても良い、日本とのつながりは深く、最初の進出国に選ばれました。
その後も日本人アーティストとのコラボも多く発表。
日本人がヴィトン好き、というのは長い歴史の中で生まれたものかもしれませんね。
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