北朝鮮の度重なるミサイル発射を受け、韓国では「核武装論」が高まっている。

「核には核を」

核を保有する事で、実際に兵器としてではなく、戦争の抑止力になると考えているようだ。

その考えも一理あるかもしれない。

もちろん核を持つ事が良いわけではないが、核保有国に囲まれ、攻められた時どうやって自国を守るのか?

そこを真剣に考えなければいけない。

実際に日本にミサイルを落とされた時、アメリカ軍は反撃するのか?その保証はない。

アメリカも「アメリカ本土にミサイルを撃たれない限り反撃はしない」と言っているように、アメリカ以外の国が攻撃された時は、反撃しない可能性もある。

これまでアメリカに技術や経済面でさんざん協力してきた。おもいやり予算も増額、更に戦闘機を購入し、その結果日本の借金は1000兆を超えた。

その上、日本が危機に瀕した時、アメリカに見放されたら、もうお手上げだ。

 

日本は、戦争での悲惨な経験がある為、核保有は絶対に許されない、というのが常識であるが、それで他の意見は全てシャットアウトするのではなく、様々な角度からの議論も必要だろう。核保有した場合のメリット・デメリットも議論の一つにあげ、自国を自分で守れる方策を考えなければいけない。

北朝鮮に対しても、厳しい制裁を強調するが、圧力ばかりかけて、力でねじふせようとしても意味がない。実際これまで制裁を厳しくする度に北朝鮮は反発する。

これ以上、圧力をかけ続けると、ますます暴走しかねない。

話合いという選択肢も必要なのではないでしょうか。