ドイツ北西部の病院で薬物を過剰投与し患者2人を殺害したとして有罪判決を受けた元看護師の男が、ほかに少なくとも84人を殺害していた疑いのあることが28日、分かった。

 

AP通信によると、男はニールス・ヘーゲル受刑者(40)。当局によると、ヘーゲル受刑者は、北西部オルデンブルクやデルメンホルストなどの病院に勤務していた1999年から2005年にかけて、不整脈治療などに使われる薬を患者に過剰に投与していた。

 

同受刑者は15年に終身刑を受けたが、当局が遺体を掘り起こすなどして捜査を継続した結果、ほかに少なくとも84人を殺害した疑いがあるという。地元紙によると、裁判では「与えられた仕事が退屈だった」などと動機を語ったという。

 

何と悪魔の様な看護師だろう。

退屈だった、そんな理由で罪もない人を殺害するとは信じられない。

しかも、人の命を救う仕事に就いていながら、職権を使って殺害するなど言語道断だ。

こんな事件があると、自分の命を削って仕事に従事している大勢の医師や看護師たちが可哀想だ。