同行援護従業者養成研修【4】同行援護の根拠法 | brand  new!

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人生に起きること。
きっと何かの意味のあることだと思います。
辛くても、あたらしい自分になって、毎日を楽しみたい。

■障害者総合支援法第5条第4項 で 
『視覚障害により、移動に著しい困難を有する障害者等につき、外出時において、当該障害者等に同行し、移動に必要な情報を提供するとともに、移動の援護その他の厚生労働省令で定める便宜を供与すること。』と規定。
同行援護は
『外出時における排泄及び食事等の介護 の他外出する際に必要な援助』
とされている。」

外出の支援、代読、代筆、そして介護が同行援護の仕事です。
例えば、車椅子を押したり、オムツを替えたりするケースも想定されているが、同行援護従業者がその研修を受けていない場合もあり、事業所によって介護ありの同行援護は受けないとか、個別に対応できるヘルパーを派遣するなどしているそう。

高齢化社会において、これから介護付き同行援護は増えていくのではないでしょうか。視覚障害者の生涯を通しての支援はとても大切だと思います。


■代読
「朗読と音訳の違い。
朗読は感情を入れ、娯楽性芸術性が求められる。図書館の対面朗読サービス等。
音訳は、感情を込めない。省略しない。はっきりと聞き取れる読み方で。」

代読は簡単そうで難しいです。
郵便物、医療情報、請求書やレシート、広告、取説、スクリーンに映された映像、なんでも読みます。どこからの発信か、何が書いてあるのか、何が大切なのか。
一番は、本人に何を聞きたいか確認出来ると良いです。

ちなみに、情報に関連して自分が気を付けていることですが、コンビニやスーパーやスタバ等、買いたいものを確認する他に、宣伝されているもの、売り出し中のもの、レジ橫に並んでいるものもなるべくお伝えします。新しく何が売り出されているか分からないんだよね、と喜んで下さることも。
“視覚障害は移動と情報の障害と言われる”

■代筆
「2011年 金融庁の通達で、預貯金の取引において代読代筆可能とされていますが、銀行窓口でそれを周知されていないケースも多々あり。」

銀行窓口に行くのは少ないですが、ほとんど毎回、担当者があまり知らなかったです。
また、クレジットカード払いでのサインについて、今はほとんどチップでサインレスですが、暗証番号入力やサインの場合もあり。
レジで、クレジットカード払いのサインも代筆が認められています。私がサインした時に、「大丈夫…なんでですよね…?」とレジの方も心配そうでした。私も初めて遭遇した時には驚きました。
そもそも、クレジットカードの裏面にも、依頼がありサイン代筆しました、責任重大?!

また、銀行ATMで現金を引き出す場合について。  
一番望ましいのは窓口で。(そうだけど…。)
または、ATMに銀行員さんがいたらお願いする。
(大抵いない…)
どれも出来ない場合は、暗証番号等を伺い、本人の指を誘導して操作します。やって、と言われちゃうんですが…。
お金が関わることは、とても慎重にしないといけないです。