いつかこれを読んで、懐かしく思えますように。
10月上旬、部活を引退し、 中間があり、競歩大会があり、模試が連続…忙しい毎日。
11月下旬、三者面談で受験校も確認。
勉強を始めて時間がない息子に代り、次男も通った都内予備校に冬期講習のパンフ等を貰い説明を聞いて、本人にも内容を伝えました。
12月初旬、いよいよ冬期講習の予約かと思っていても、一向に話が進まず。
何度本人に聞いても、うーん…と生返事。
そのうち、インフルエンザが流行り、自分も感染し、拗らせ、長引き、期末試験に入り、終業式。
そして、最近。
これまで、学校で勉強して22時過ぎに帰宅していたのが、19時になったり、17時だったり、お昼に帰ってきたり…。
また、部屋を片付け始めたり、スマホを見てるような…。
目標は高すぎる、そして浪人も致し方ない…
これはちょっとよくない状態かも。様子を見ていても、覇気や集中力や殺気も全く見られず。少しは勉強していると思うが、やはり 遅れを取った焦りも相当あるのではと気の毒でもある。
親はなんでも分かるんです、でも、うかつに言えない。黙っていることが必要な時もある。
もどかしくも、しばらく様子を見ました。
志望校が実力より相当高すぎるのではないか？
実際勉強を始めてみて、そこで本当にいいのか悩んでいるのでは？
もう時間もない。確認しようと思いました。
夕食時の、本人の好きなご飯を作って。
「最近どう？
やっぱり、本当にどうしてもそこに行きたいの？
先生から、絶対に入りたいという強い意志が必要と言われたよね。
この状態で浪人に入っても難しいと思うよ。
あなたは勉強だけやるのは飽き足らないタイプ。
東大王のクイズも大好き、バタフライエフェクトも大好き、 多部ちゃんのドラマも好き（今は、観てませんが） 、サッカーも大好き、野球も好き、音楽も大好き。
受験で疲弊して燃え尽きるのはもったいない。
この大学は、勉強大好きな人、勉強ばっかりしてきた人、特に苦労もなく入れる人が多いイメージ。
けど、あなたはそうじゃないと思う。
ひらめきある努力家タイプ。
入れたとしても居心地悪いかもしれない。
周りに勧められたからと言って決める必要はない。
本当はどう思ってるの？
行きたい大学、勉強したい学部。
わからなくても、やってみたいこと、行ってみたい国、やってみたい仕事。
たくさん稼ぎたいなら（昔、言ってたよね）、弁護士とか会計士とか目指したっていいよね。
私立にしたっていいんだよ、学校の皆が国立だって関係ないと思うよ。」
そうしたら、何も言わずに食事を終え、ドンドンと階段を上がり、バタンバタンと部屋に行ってものに当たっていました。
怒らしたね…
この時期にそんなこと言われてもね。
自分のせいだけどね。
大変だけどまだ若くてわからないよね、私も50過ぎてももがいてるよ 。
あーあと落ち込みました。
