準決勝。
今年最後の観戦は、最高の舞台になりました。

国立競技場。
Brandnew Dawn

一年ぶりに来ました。
今度は、サンガの試合で。
相手は横浜F・マリノス。
Brandnew Dawn

試合概要は以下の通り。

【スタメン】
GK水谷。DF右から安藤、秋本、森下、福村。MF底にコウケン、前に右から工藤、アツタカ、ヒロキ。FWにドゥトラとミヤ。

【交代】
1枚目(87分):アツタカ→駒井。ポジションそのまま。
2枚目(89分):秋本→内野。3バックに。右から内野、安藤、森下。中盤は底にコウケン、右から駒井、ヒロキ、工藤、福村。
3枚目(104分):ドゥトラ→久保。ポジションそのまま。

【得点】 *サイドは京都から見て。
42分、ゴールキックを跳ね返されたところを左サイドで俊輔に拾われる。福村のチェックがかわされると、俊輔から中央に走る千真にスルーパス。水谷をかわして流し込む(横浜1-0京都)
50分、自陣中央で工藤がパスカット。流れたボールをドゥトラがヒールで流し、工藤とスイッチ。そのまま工藤が持ち上がり、左足ミドルをゴール右上に突き刺す(横浜1-1京都)
72分、中央やや右からのFK。ドゥトラが右隅に決める(横浜1-2京都)
90+5分、右サイド、クリアを俊輔に拾われ、クロス。ファーの栗原が折り返したところを中澤がシュート。水谷が止めるも、こぼれ球を大黒が詰める(横浜2-2京都)
116分、カウンター。工藤のスルーパスに久保が抜け出し、右足で飯倉の脇を抜く(横浜2-3京都)
120分、クリアボールを追いかけて左サイドを久保が抜け出す。ドリブルで仕掛け、クロス。中央で駒井がフリーで合わせる(横浜2-4京都)


【警告】
ドゥトラ、ヒロキ、秋本。
秋本は次戦出場停止。


本当に、スゴイ試合やった。
不覚にも、何回も泣いてしまいました。
自分の応援するチームが誇らしくて。ただただ感動するばかりで。

マリノスは、強かった。
チームの心臓部は中村俊輔。
いつものようにサンガがプレスをかけるんやけど、いなされる。奪えずに、展開される。
無理に奪おうとして、ファールもかさんじゃったか。
それでもよく、福ちゃんがしつこくついていってくれた。
ほんとに成長ぶりが頼もしい。

やや固かったか、ボール回しも雑になるところもあった。
ただ、30分ほど経過すると、それも安定してきて、ビッグチャンスを幾つか。
飯倉のスーパーセーブやらバーやらポストやらに防がれてしまったけど(笑)

一瞬の隙から、俊輔にやられて先制を許したけど、選手たちは落ち着いてた。

工藤の同点ミドル、ドゥトラの逆転FK。

後半ロスタイムに追いつかれはしたけど、オーロラビジョンに映る選手たちがみんな笑っていて、頼もしく思えた。

秋本の負傷退場後、3バックに変更したわけですが、スムーズに移れたのは今シーズンの経験がなせるもの。
そして、久保裕也という交代カードを残していたこと。
同点に追いつくため、青山を投入してパワープレーに出たマリノス。しかし追いついたもののバランスを崩し、かつ交代枠を使い切ってしまったマリノス。
サンガが勝利した要因はこの辺りにあるのかも。

延長、押し込まれてはいたものの、タテパスで裏を取れそうな気配が。

それでも、みんなよく走ったし、よく戦った。
延長後半ロスタイム、よくボールを追いかけ勝負を選択した久保と、自陣から猛ダッシュで上がってきた駒井。

走り切る姿勢、戦いぬく姿勢がよく表れたシーンやったと思います。

コウケンも、存分に魅力を発揮してくれて。

コウケンも、ソンヨンも泣いてた。
スタンドでも泣いてる人がいっぱいいた。

みんなが苦しんで、でも自分たちを信じ抜いて戦ってきた結果です。

今は大いに喜びたい。

でも、まだもう1試合やる権利があります。
元日・決勝。

サンガにとっては9年ぶり。
自分にとっては初の経験です。

相手は今季2敗、それも大敗を喫したFC東京戦。

でも、普段通りに戦っていきたいですね。
連戦はしんどいけど、ボールを動かして、走り切りたい。
どれだけ今季成長してきたかを発揮できるように。

それが今のサンガらしいから。

国立、行くよ!
Brandnew Dawn