2025年2月28日
まだ暗い
3:30に目が覚めて
眠れなくなった
そして…思い浮かんだのは
これまでの
数々の眠れない夜のことだった
せっかくなので
【記憶を記しておこう】
記憶は、病名がわかり
手術が必要とわかってから。。。
手術前
どこか他人事のように
毎日を忙しく過ごしていたけど
手術日が決まり
説明を受けていくうちに
自分ごととして受け止め
恐怖が湧いた
全身麻酔の説明後
恐怖が増した
口数も減った
2025/1/4に入院
手術前日は不安と闘い
2025/1/6
手術当日は穏やかな自分がいた
8:30に手術室に入る
たくさんの人がいて
それぞれが手際よく
自分の仕事をおこなっている
『よろしくお願いします』と心の中で呟き
次の瞬間には、もう麻酔がきいていた
目が覚めたのは21:00
うーーー
苦しい。。。
息ができないーーー
呼吸がうまくできない
痰が出せない
苦しい。。。
気管にまだ何か入っているのか
違和感と痛み
苦しみ。。。
眠れない、恐怖
辛い。。。
ナースコールが手元にない
不安。。。
誰か助けてーーー
時間の経つのが遅い
5分が長い
薄暗いICU
機械音がなっている
長い長い夜
怖くて辛い時間が続く
動かせるのは
ナースコールを探す右手
時計を見る目
目を瞑り
目を開ける
まだ5分しか経ってない
5分が長い
つらいーーー
苦しい時間を過ごしていたとき
男性看護師さんが様子を見に来てくれ
『朝は近いですよ』と声をかけてくれた
泣きそうになった
ってか、涙が出た
辛くて長い夜が明ける
暗いトンネルを抜ける
苦しさから抜けられる
明るい未来を期待していたのだろう
でも、現実は。。。
しばらくトンネルは続くのであった
つづく。。。