近年、AIの進化によって「文章を書く」という行為の価値が大きく揺らいでいると感じている方も多いでしょう。
誰でもそれなりに整った文章を瞬時に生成できる時代に入り、「作家は不要になるのではないか」という声も聞かれるようになりました。
しかし結論から言えば、作家の存在価値は変わりません。
むしろ、これまで以上に“本質的な価値”が問われる時代になっただけです。

では、AI時代において作家が生き残るためには、どのような戦略が必要なのでしょうか。
まず重要なのは、「体験価値のある文章を書くこと」です。
AIは情報の整理や要約には非常に優れていますが、実体験に基づくリアルな感情や、個人の人生に根ざしたストーリーを完全に再現することはできません。
読者が求めているのは、単なる知識ではありません。
「その人(作家・著者)だから書ける物語」です。
たとえば、失敗談や葛藤、成功までの過程などは、AIには模倣できても“体温”までは再現できません。ここに“作家の価値”があります。
次に、「編集力を高めること」です。
AIが文章を生成できるということは、素材は無限に手に入るということです。
重要なのは、それをどう取捨選択し、どのように構成し、どんな意図で読者に届けるかという編集視点です。
つまり、これからの作家は「書く人」であると同時に、「編集者」である必要があります。
AIを敵と見るのではなく、優秀なアシスタントとして使いこなすことが鍵になります。
さらに、「専門性の確立」も欠かせません。
誰でもそれなりの文章を書ける時代だからこそ、「この分野ならこの人」と言われるポジションを築くことが重要です。
ビジネス、教育、歴史、旅行など、特定の領域に深く入り込むことで、単なる文章生成では代替できない価値を持つことができます。
特に実務経験や現場の知識を伴う内容は、AIとの差別化に直結します。
また、「読者との関係性の構築」も大きなポイントです。
これからは“作品単体”で勝負する時代から、“人で選ばれる時代”へと移行していきます。
SNSやブログを通じて発信を続け、読者と接点を持ち続けることで、「この人の文章だから読みたい」という状態をつくることが重要です。ファンがいる作家は、AI時代でも強いのです。
そして最後に、「紙の価値の再認識」です。
デジタルコンテンツが溢れる中で、紙の書籍は“特別な体験”としての価値を持ち続けています。
所有する喜び、手触り、ページをめくる行為。これらはAIでは代替できません。
だからこそ、紙の書籍として世に出す意味は、今後さらに強まっていくでしょう。
AI時代は、作家にとって脅威であると同時に、大きなチャンスでもあります。誰でも発信できる時代だからこそ、本当に価値のある言葉だけが残っていきます。
「何を書くか」ではなく、「なぜあなたが書くのか」
この問いに真正面から向き合える人こそが、これからの時代を生き残る作家になるのではないでしょうか。
◆3つの選べる出版サービス
https://genbu-shobo.com/kojin-shuppan/
◆小説の出版【新設】
https://genbu-shobo.com/novel-publishing/
- 前ページ
- 次ページ
新刊「バードウォッチングで知るカモの世界―生態と歴史がつなぐ命の物語」本日発売
■書籍タイトル
バードウォッチングで知るカモの世界―生態と歴史がつなぐ命の物語
著者:坂田修治
2026年4月3日、全国販売開始
https://www.amazon.co.jp/dp/4911562099/

<書籍概要>
本書はバードウォッチングを通してカモの生態を読み解く入門書です。
観察から見えてくる行動や形態の意味を写真とともに整理します。
採食や群れのしくみに注目し、生き残る戦略をわかりやすく示します。
水辺の自然や生命のつながりへの理解を深めていく一冊です。
<私の感想>(編集後記的なもの)
書籍概要ではやや堅い表現になりましたが、本書はバードウォッチング初心者にも読みやすい内容だと感じました。
カモは、いわばバードウォッチングの入口のような存在だそうです。
その種類が多く、行動や生態にも違いがあるため、知るほどに興味が広がっていく鳥なのだと思います。
季節によってはオスとメスの見分け方が必要になることもあり、一見わかりやすそうでいて、実は奥深さのある鳥という印象を受けました。
私自身は特別な野鳥愛好家ではありませんが、鳥そのものは昔から身近な存在でした。
山に囲まれた地域で育ったこともあり、日常の風景の中にさまざまな鳥がいた記憶があります。
本書で扱われているカモも、おそらく当たり前のように目にしていたはずです。
ただ、そのときは「水辺にいる鳥」という程度の認識で、深く考えることはありませんでした。
今回の編集作業を通して、カモについて知るよい機会になったと感じています。
それをきっかけに、鳥全般への関心も少し広がりました。
編集の仕事をしていると、こうした出会いがあります。
さまざまな原稿に触れることで、これまで意識していなかった分野の知識が自然と増えていくのは、この仕事ならではの面白さかもしれません。
先日、旅行中に空を舞う鳥を目で追う場面がありました。
おそらくトンビかタカの仲間だったと思います。
以前の自分であれば、「二羽で飛んでいるから夫婦だろう」と単純に考えていたかもしれません。
本書には、オシドリの例をはじめ、鳥の種類ごとに生態が大きく異なることが紹介されています。
オスが子育てに関わらないカモがいることなど、知らなかった事実も多く、新鮮な驚きがありました。
また、名前は聞いたことがあっても、どのような鳥なのか具体的に説明できないものが意外に多いことにも気づかされました。
本書に触れたことで、カモという存在を初めて一つのまとまりとして捉えられたように思います。
知識が少し加わるだけで、見慣れた風景の印象が変わる――
その感覚はとても興味深いものでした。
さらに、カモと人との関係についても考えるきっかけになりました。
食文化や狩猟、環境との関わりなど、身近な鳥でありながら社会との接点が多い存在であることを改めて実感します。
本書は専門書というより、自然への関心を広げてくれる読み物だと感じました。
野鳥観察を本格的に始めるかどうかに関わらず、身近な自然に少し目を向けてみようと思える一冊です。
「知ることで、見え方が変わる」
そんな体験を静かに与えてくれる本だと思います。
■書籍タイトル
バードウォッチングで知るカモの世界―生態と歴史がつなぐ命の物語
2026年4月3日、全国販売開始
【販売ページ】
https://www.amazon.co.jp/dp/4911562099/
【プレスリリース】
https://genbu-shobo.com/pr20260403/
■出版に関するお問い合わせ
玄武書房
http://genbu-shobo.com/
本の出版を考えたとき、多くの人が気になること…
それは「どれくらいの時間がかかるのか?」という点です。
結論から言えば、出版には最低でも4~6か月、長いと6か月~1年程度かかります。
特に見落とされがちなのが「編集工程の長さ」です。
今回は、実際の出版現場に基づいたリアルな流れを解説します。

① 企画・構成(2~4週間)
まず最初に行うのが設計です。
・誰に向けた本か
・どんな価値を届けるのか
・章立てや構成
この段階で「目次」を固めます。
ここが甘いと、後で必ず書き直しが発生します。
出版は“書きながら考える”ではなく、設計してから書くが基本です。
② 原稿執筆(1~3か月)
構成が固まったら執筆です。
・毎日書ける人 → 約1か月
・本業の合間 → 約2~3か月
ここで重要なのは「完成度より完走」ですね。
途中で止まる人の多くは、最初から完成度を求めすぎています。
初稿は粗くていい。とにかく最後まで書き切ることが優先です。
③ 編集・校正(1~3か月)
ここが最も時間がかかる工程です。
・構成の再調整
・論理の整理
・表現のブラッシュアップ
・誤字脱字チェック
単なる「チェック作業」ではなく、原稿を“読める本”に作り替える工程です。
現場では一発で終わることはまずありません。
・初校 → 修正
・再校(時には、三校) → 修正 → 最終確認
というように、複数回の往復が発生します。
特に著者と編集者のすり合わせに時間がかかるため、結果的に1~3か月程度かかるのが現実です。
④ デザイン・組版(3~4週間)
編集と並行しながら進むことも多い工程です。
・表紙デザイン
・本文レイアウト
・図版の調整
見た目の完成度を左右する重要な部分です。
特に表紙は「売れるかどうか」に直結するため、複数案を出して検討するケースも少なくありません。
⑤ 校了・入稿(1~2週間)
すべてのデータを確定させる最終工程です。
この段階では細かな修正を行いながら、「本当にこの内容で出すか」を最終判断します。
ここでの判断ミスは、そのまま市場に出ます。
⑥ 印刷・販売(1~2週間)
データ確定後、印刷・流通へ。
近年はAmazonなどのオンデマンド出版により、在庫を持たずに販売できるケースも増えています。
その場合、注文ごとに印刷されるため、比較的スピーディに販売開始が可能です。
まとめ:出版したい日から逆算して検討を♪
全体を整理すると…
・企画:約2~4週間
・執筆:約1~3か月
・編集:約1~3か月
・デザイン:約3~4週間
・最終確認:約1~2週間
・印刷:約1~2週間
合計で約4か月~半年、長ければ1年が現実的です。
多くの人が「書けば終わり」と思いがちですが、実際には編集が一番時間を食います。
ここを軽く見積もると、スケジュールは確実に崩れます。
本を出すというのは、執筆だけではなく、編集・デザイン・流通まで含めたプロジェクトです。
だからこそ重要なのは、「どれだけ早く書けるか」ではなく、どれだけスムーズに編集工程に乗せられるかです。
出版を成功させる人は例外なく、この流れを理解したうえで動いています。
「いつか出したい」ではなく、「このスケジュールで出す」と決めること。
そこからすべてが始まります。
◆3つの選べる出版サービス
https://genbu-shobo.com/kojin-shuppan/
◆小説の出版【新設】
https://genbu-shobo.com/novel-publishing/
【出版社や編集者の日常を想像してみよう】
出版を目指している方から、よく聞かれる質問です。
「出版社に原稿を持ち込んでも、見てもらえないって本当ですか?」
この問いに対する答えは、実はとてもシンプルです。
単純ですが「場合による」が、いちばん正確なところでしょう。

<回答>
ここでは一般的な出版社のお話をしていきたいと思います。
まず知っておいてほしいのは、出版社には毎日のように多くの企画や原稿が届いているという現実です。
編集者は本づくりだけをしているわけではなく、会議や打ち合わせ、進行中の書籍の調整など、さまざまな仕事を抱えています。
つまり、すべての持ち込み原稿に目を通すことは、物理的に難しいという事情があります。
そのため、事前の連絡なしに原稿を送ったり、突然訪問したりすると、対応できないと言われることもあります。
世間的に「持ち込みを断られた」という話が広まるのは、こうした背景があるからです。
持ち込む側も、相手の状況などを理解しておく必要はあると思います。
◆持ち込みは無理なのか?
ただし、「まったく見てもらえない」というわけではありません。
実際には、編集者が最初に注目するのは原稿そのものよりも企画の内容です。
・どんな読者に向けた本なのか。
・どのような価値を提供できるのか。
・そして、その本は現実的に売れる可能性があるのか。
商業出版はビジネスでもあるため、これらの視点は欠かせません。
どれほど情熱を込めて書いた原稿でも、読者の姿(市場)が見えない企画は判断が難しくなります。
逆に、読者像が明確で、本の役割がはっきりしている企画は、短い説明でも興味を持たれやすいものです。
◆出版への道をあきらめない
また、出版への道は「持ち込み」だけではありません。
公募や文学賞に応募する方法もありますし、セミナーやイベントを通じて編集者と出会うケースもあります。
最近では、SNSでの発信がきっかけになり、出版の話が進むことも珍しくありません。
さらに、自分の目的によっては、自費出版や企業出版といった選択肢も考えられます。
本を出す理由は人それぞれです。
知識を伝えたいのか、経験を残したいのか、あるいは仕事につなげたいのか。
目的が明確になると、選ぶべき方法も見えてきます。
出版は特別な人だけのものではありません。
ただし、思いだけで進むものでもありません。
大切なのは、自分の本が誰に届き、どんな意味を持つのかを考えることです。
出版社に持ち込む前に、一度立ち止まってみてください。
あなたの本は、どんな読者の手に渡るのでしょうか。
そのイメージが具体的になったとき、原稿はぐっと伝わりやすくなります。
出版は遠い夢ではなく、現実的な目標です。
焦らず、準備を重ねながら、一歩ずつ進んでいきましょう。
本を出す道は、きっといくつもあります。
<当方での原稿の持ち込み対応について>
まずメールでご連絡をいただき、必要があれば原稿を送付いただくことがあります。
もし連絡がないまま送ってこられた原稿には、一切目を通すことはありません。
基本的な内容はホームページに記載しておりますので、そちらをご確認ください。
各出版サービスには特徴がありますので、対象のサービスへの問い合わせをお願いします。
◆3つの選べる出版サービス
https://genbu-shobo.com/kojin-shuppan/
新刊「アヒルとガチョウ どっちどっち」本日発売
■書籍タイトル
アヒルとガチョウ どっちどっち
2026年3月15日、全国販売開始
【販売ページ】
https://www.amazon.co.jp/dp/4911562080/
【プレスリリース】
https://genbu-shobo.com/pr20260315/

<絵本の紹介>
白いとりのアヒルと、白いとりのガチョウだよ。
くらべてごらん。どこがちがうのかな?
あたま、くちばし、おしり、足のかたち、 よ~く見て、さがしてごらん。
ちがうところが、見つかったかな。
アヒルとガチョウのちがいがわかってきたら、
こんどは、ぼくじょうや、どうぶつえんへ、アヒルやガチョウたちに、あいにいこうよ!
■出版に関するお問い合わせ
玄武書房
http://genbu-shobo.com/
<絵本の出版について>
絵本を出版するという体験には、ほかの本づくりとは少し違った特別な楽しさがあります。
文章だけでなく、絵や色、ページをめくるリズムまで含めて「物語」を形にしていくため、一冊が完成したときの喜びはとても大きなものです。
頭の中にあった世界が、紙の上で命を持ち、誰かの手に渡っていく。
その過程そのものが、創作の醍醐味といえるでしょう。
絵本づくりの魅力は、自由な発想がそのまま表現できる点にもあります。
日常の小さな気づきや、子どもとの会話、旅先で見た風景など、身近な出来事が物語の種になります。
難しい理屈や長い説明がなくても、シンプルな言葉と一枚の絵で心に届く表現ができるのは、絵本ならではの世界です。
描き手や書き手の個性がそのまま作品に表れるため、完成したときには「自分らしさ」が一冊の本として残ります。
また、絵本は読む人の年齢を超えて楽しめる存在でもあります。
子どもに向けて書かれた物語であっても、大人が読んで新しい発見をすることは少なくありません。
読み聞かせの時間を通して親子の会話が生まれたり、学校や図書館で多くの人に親しまれたりと、作品が社会の中で生きていく様子を見るのも出版の喜びの一つです。
さらに、本として形にすることで、創作は個人的な体験から共有の文化へと変わります。
ページをめくるたびに、作者の思いや想像力が読者へと受け渡されていく、そのつながりを感じられる瞬間は、何ものにも代えがたいものです。
絵本の出版は決して特別な人だけのものではありません。
小さなアイデアや素朴な願いからでも始めることができます。
一歩踏み出して物語を形にしたとき、新しい世界が静かに広がっていくはずです。
【著者とのコラボ記事】

■感謝-毒親の呪縛からの解放
烏野 優
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4909566988/
<心のバケツに開いた穴>
誰しもが少なからず持っている「承認欲求」。
認めてほしい、褒めてほしい、評価されたい、尊敬されたい。
社会の中での自分の存在価値を確認するための欲求。
自分の存在が何か特別なものであることを確認するための作業。
人間誰しも、他者に褒められたら嬉しいものだ。
この欲求は、誰もが持ち合わせているものだろう。
誰もが生まれた時から持ち合わせている「承認欲求」という心のバケツ。
通常であれば、家族からの愛などで自分の存在価値を認めてもらい
少しずつ「かさ増し」ていく心のバケツ。
ところが、幼少期に自分の感情を抑え続けて育ち、
自分のあるがままの姿を親や家族に認めてもらえなかった場合はどうなるのだろう。
承認欲求を求める心のバケツには蜂の巣のように穴が開き、まるで笊(ざる)のようになってしまう。
どんなに液体を入れても流れ出てしまう笊だ。
大人になっても、その笊は笊のまま。
そして、自分の心のバケツは笊状態なのに、社会の流れはそんな自分を待ってはくれない。
バケツの外側から笊の穴を塞ごうにも、そう簡単に上手くいかないのだ。
穴を塞ごうと外側から貼ったテープは、穴から漏れ出ようとする液体の重みに負けて剝がれてしまう。
無意識に他者からの承認欲求を求めても、その穴は塞がらない。
たとえ、嬉しい評価を貰っても、褒められても、簡単には塞がらない。
何度塞いでも、まだ他の穴があった事に気づかされる終わりのない作業。
肩書きや経歴を誇示し、なんとかして自分の軌跡を知ってもらおうとする。
「私はここまでやってきた」「こんな経験はそうそうない」と。
本来やるべき作業はバケツの内側から少しずつパテを塗り重ね塗りし続けて穴を塞いで行く作業。
自分で自分に承認欲求がある事を認めることで自分の心のバケツに穴が開いていると自覚しその穴を少しずつ塞いでいく作業。
私がこの著書を出してからもうすぐ1年が経つが、改めて読み返すと目立つ、この承認欲求。
私は今、この承認欲求と闘っている。まだまだ穴だらけの笊だ。
亀のスピードだが、着実に進んでいる作業。
しかし、まだ先が見えない。
もっと時間がかかりそうだ。
どうしてこんなに穴だらけの笊になったのか、一度読んでみてほしい。
烏野 優
■感謝-毒親の呪縛からの解放
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4909566988/
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/18247519/
この度、『菜奈ちゃんのアフタヌーンティー』を出版された著者(のっこ様)より出版後の感想をいただきました。
当方のホームページにて公開中です。
https://genbu-shobo.com/author-voice/
■菜奈ちゃんのアフタヌーンティー
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4911562064/

<作品づくりの大変さについて>
絵本に限らず、作品づくりはハードな作業です。
精神的にも、身体的にも、疲れてしまうことが多いと思います。
もちろん、楽しい一面もあります。
人によっては、最後まで一気に走り切れることもあるでしょう。
本著者は、絵本つくりが“はじめて”だったので、想像以上の苦労があったようです。
さらに、今回のように共同作品となれば、さらに困難を極めます。
あっこさんがアイデア(原案)担当で、のっこさんが文章担当になります。
一般的に、絵本には「文章」と「絵」が必要になります。
今回の場合、原案・文章にプラスして、それに合わせた「絵」の作成が必要でした。
絵は、私の方でイラストレーターを手配させていただきました。
となれば、「原案者=文章担当=編集者=イラストレーター」という構成になります。
つまり、文章担当の「のっこさん」は中間管理職のような立ち位置になります。
※編集者はこの流れに慣れているので、いつも通り仕事を進めます。
この“間を取り持つ立場”では、かなり判断に迷った部分もあると思います。
迷いながらも、その都度、明確なご意見をいただけたので、結果的にスムーズに進んだと思います。
私は、作品づくりは「マラソン」のようなものだと感じることがあります。
走っている最中は、めちゃくちゃきついのですが、ゴールできれば“達成感”があふれます。
そして、その達成感を知ってしまうと、また次のスタートを切りたくなるのです。
また、素敵な作品と作品づくりに出会えますように♪
≫著者の声の詳細はコチラをご覧ください。
https://genbu-shobo.com/author-voice/
<作品紹介>
菜奈ちゃんのアフタヌーンティー
あっこ&のっこ
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4911562064/
新刊「日本はなぜ戦争を決断したのか―大日本帝国の戦争目的」本日発売
■書籍タイトル
日本はなぜ戦争を決断したのか―大日本帝国の戦争目的
著者:務古水門
2026年2月21日、全国販売開始
https://www.amazon.co.jp/dp/4911562072/

<書籍概要>
本書は日中戦争と日米戦争を戦争目的から検証した歴史書です。
各国が掲げた目的と戦後の結果との関係を整理します。
戦争を継続した理由の違いに注目し、判断の差異を明らかにします。
戦争目的の正誤を問い直す歴史考察書です。
<私の感想>(編集後記的なもの)
私は戦後の、いわゆる「平和な時代」に生まれ育ちました。
戦争については情報として知っているだけで、実体験はありません。
現在の日本では、多くの人が【戦争を知らない世代】です。
しかし今は、毎日のように「戦争」という言葉を目にする時代でもあります。
・ウクライナ戦争(ロシアによる侵攻)
・イスラエルとガザ地区の戦闘(パレスチナ問題)
・中東・アジア・アフリカで続く紛争 など
とはいえ、実際にどれほど自分ごととして意識しているかと言えば……世界平和を願いながらも、どこか現実感のないまま過ごしているのが正直なところです。
日本では、宗教や政治の話題をタブー視する傾向があります。
私自身も、積極的に語るタイプではありません。
ただ、「国際政治」は別だと思っています。
とくに「戦争」については、むしろ意識的に向き合うべきテーマではないでしょうか。
もちろん、今の日本において戦争は“現実味のないもの”です。
それは、そうあってほしいという願いでもあります。
しかし、どの時代においても、戦争を知り、考えることは重要です。
その第一歩は、【歴史を学ぶこと】だと私は思います。
何より大切なのは、「正しい歴史」を学ぼうとする姿勢です。
今の世の中には、膨大な情報があふれています。
どの情報を信じ、どう受け取るかは、簡単な問題ではありません。
多くの場合、「情報」には発信者の「意見」や立場が含まれています。
一見公平に見える報道であっても、それが完全に中立とは限りません。
だからこそ、
今の時代に必要なのは「情報を精査する力」ではないでしょうか。
そして、自ら考え、自分なりの答えを持つこと。
それが、戦争を知らない世代にできる最低限の責任なのかもしれません。
――戦争には、必ず「目的」があります。
その目的が正しいかどうかは別として、必ず何らかの意図があります。
それが国の思惑なのか、指導者個人の思惑なのか……。
たとえ最初は一部の思惑から始まったとしても、戦争が動き出せば、そこに多くの立場や利害が絡み合っていきます。
本書では、太平洋戦争を中心に扱います。
当時、日本とアメリカはそれぞれ何を目的として戦争を継続したのか。
そして、その判断はどのような結果をもたらしたのか。
歴史が好きな人も、国際政治に関心がある人も、いまは「情報をどう受け取るか」が問われる時代だと思います。
流行の“考察”を楽しむためにも、どのような情報に触れるかが大切です。
土台となる情報が確かなら、より自由に考えることができます。
戦争を知らない世代だからこそ、まずは「歴史を知ること」が重要になります。
何が起き、なぜそうなったのか。
その問いを持つことから、すべては始まります。
「なぜ戦ったのか」
その問いを、自分の頭で考えてみたいと思います。
■書籍タイトル
日本はなぜ戦争を決断したのか―大日本帝国の戦争目的
2026年2月21日、全国販売開始
【販売ページ】
https://www.amazon.co.jp/dp/4911562072/
【プレスリリース】
https://genbu-shobo.com/pr20260221/
■出版に関するお問い合わせ
玄武書房
http://genbu-shobo.com/
【本は“完成品”にあらず、“育てていくもの”である】
出版を検討している方から、よくいただく質問の一つがこれです。
「一度出版したら、もう修正や改訂はできないんですか?」
たしかに、「本=完成されたもの」というイメージがあるため、出版したら終わり(世に出たら変えられない)と思われがちです。

<回答>
結論からいえば、【修正・改訂は可能】です。
むしろ、時代や状況に合わせて“アップデートしていく本”も増えています。
◆なぜ「修正できない」と思われるのか?
一般的な商業出版の場合、初版が出たあとに内容を変えるには「重版(増刷)」のタイミングが必要です。
そのため、「簡単には変えられない」という印象が強くなっています。
また、一度印刷された本は当然ながら、そのまま流通するため、完全に差し替えることが難しいという側面もあります。
これが、「一度出したら終わり」という誤解につながっています。
◆実際はどうなのか?
実際には、以下のような形で修正・改訂が可能です。
・重版時に誤字脱字や表現を修正
・内容をアップデートした「改訂版」を出す
・電子書籍の場合は随時アップデート可能
特に最近は、電子書籍の普及により、読者の反応を見ながら内容をブラッシュアップする動きも増えています。
紙の書籍であっても、長く売れている本ほど、細かな修正や加筆を重ねて“育てられている”ケースが多いのです。
また、当方で扱っている『オンデマンド出版』であれば、いつでも修正が可能なシステムになります。
◆著者にとってのメリット
やはり「修正できる」ことで、執筆のハードルはぐっと下がります。
・完璧を目指しすぎなくていい
・まずは世に出すことに集中できる
・読者の声を反映できる
最初から100点を目指すより、60点でも形にして、あとから磨いていく方が、結果的に良い本になることも少なくありません。
◆注意点もあります!
一方で、注意すべきポイントもあります。
・初版の内容は基本的にそのまま流通する
・大幅な修正は「改訂版」として別扱いになることが多い
・印刷コストやスケジュールの制約がある
つまり、「いつでも自由に変えられる」というよりは、適切なタイミングと方法でアップデートしていくイメージの方が良いかなと思います。
電子書籍やオンデマンド出版であれば、いつでも自由に変えられるに近い環境になります。
もちろん、何度も修正を繰り返すというのは、著者および書籍の“信頼”を失うリスクがあるため注意(最小限の差し替えにとどめる)は必要です。
◆結論:本は“出して終わり”ではない
あらためて結論です。
【出版後でも修正・改訂はできる】
そして、本は一度出したら終わりではなく、
読者とともに成長していくものでもあります。
だからこそ、必要以上に不安を抱えず、
まずは一冊を世に送り出すことを大切にしてください。
その一歩が、次の改訂や、新しい作品へとつながっていきます。
みなさまの本が、より良い形で読者に届き続けることを心からお祈りいたします。
◆3つの選べる出版サービス
https://genbu-shobo.com/kojin-shuppan/
【著者とのコラボ記事】

■苦痛による人類進化論-自然体で生きる
大上泰弘
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CH2BKWNB/
<IKIGAIとYARIGAI >
茂木健一郎氏の著した「IKIGAI」の日本語版を読んだ。
この本は英語で出版され、ヨーロッパで注目されたという。
その理由が面白い。
ヨーロッパの人々にとって「IKIGAIということがよくわからない」というのである。
その点において私が日々感じてきたことと符合した。
海外では「SPORTS」と「武道」の違いが理解されていないのではないかということである。
柔道はオリンピック競技になって久しいが、オリンピックで行われている柔道は武道として行われているだろうか。
う~ん・・・首をかしげざるを得ない。
武道と考えられない重大なポイントとしては、「審判が(得点で)勝ち負けを決める」「礼儀作法が失わている」が挙げられる。
武道には「勝ち負け」はあるが、武道では相対する人間同士の勝負なので、勝ち負けを第三者が決めるものではないし、得点 (ルールで規定したポイント) で決まるものでもない。
互角の勝負となれば、無理くり判定するのではなく引き分けに終わることも多いのではないか。
技が沢山決まったとしても、敢えて技を打たせて教えを垂れるというやり方もある。
この勝負は、未熟な者が得点で勝っても人間としては負けである。
「礼儀作法」に関していうと、SPORTS においては勝者がガッツポーズをすることは普通に行われているが、それは相手に対して失礼に当たるからやるべきではないという考え方が武道にはある。
これらの[SPORTS]と[武道]の違いを理解するには、競技としての武道だけを意識していたのでは難しく、武道家として生涯修行するしかない。
この生涯修行という点が[SPORTS]との違いともいえる。
SPORTS選手には全盛期があり、その時期に大会で優勝することを目指して選手はトレーニングをする。
その時期を過ぎたら心身は下り坂と感じ、引退につながる。
つまり、SPORTS は人生の一時期に限られた活動となる。
これは日本語では「YARIGAI」と表現した方がしっくりくる。
一方、[武道]においては精神的強さを求めており、これには身体を正確にコントロールすることも含まれるのだが、基本的には不安や恐怖に動じない心を獲得することが本質である。
そのような心を獲得する方法が、恐怖に向き合う修行である(死の恐怖に向き合う宗教の修行と似ている)。
ところが、人間は恐怖 (=苦痛) になかなか慣れることがない。
したがって、精神的な強さを獲得しようと思えば、宮本武蔵が「五輪の書」で「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす」と述べているように、生涯かけて取り組むことになるであろう。
この点において武道における修行は、茂木氏の言う「IKIGAI」と類似していると感じる。
つまり、必ずしも大きな喜びが得られるわけでもない日々の小さな行為の積み重ねを生涯続けた時に、初めて大きな喜びが得られるということである。
大上泰弘
■苦痛による人類進化論-自然体で生きる
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CH2BKWNB/
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/17643844/