今年もさまざまな作品との出会いがありました。
絵本から始まり、学術書までジャンルも豊富な一年間でした。

よい本と出会う人は、その「探し方」を知っています。
多くの人は、本屋に行き、ランキングや話題作を眺め、なんとなく一冊を選びます。
もちろんそれも悪くありません。
ただ、その方法だけでは「本当に自分に必要な一冊」と出会える確率は、決して高くありません。
<秘訣その1>
今の自分が、何に引っかかっているのかを自覚すること
悩みでも、違和感でも、言葉にならないモヤモヤでも構いません。
「最近、なぜか疲れている」
「このままでいいのかと思っている」
「誰かの言葉に救われたい」
そうした感情を少し意識するだけで、本の選び方は大きく変わります。
本は“問題が明確な人”のもとに、驚くほど正確に届くからです。
<秘訣その2>
「情報」ではなく「人」を手がかりにすること
レビューの点数や要約ではなく、「この人がすすめるなら読んでみたい」と思える人を見つけることもおすすめです。
友人、著者、編集者、SNSで見かける発信者でもかまいません。
本は人を通して選ぶことで、温度のある出会いになります。
よい本は、よい人の手から手へと渡っていくものです。
<秘訣その3>
最後まで読もうとしないこと
これは意外に思われるかもしれませんが、とても大切です。
最初の数ページで合わないと感じた本を、無理に読み続ける必要はありません。
一方で、数行読んだだけで心が止まった本は、今のあなたにとって意味のある一冊である可能性が高いです。
読書は義務ではなく、対話のようなものです。
相性を感じたら深く進み、違和感があれば手放してもいいのです。
<秘訣その3>
読み終えたあとに、自分の言葉を持つこと
読書後の感想は立派なものでなくてかまいません。
「この一文が残った」
「ここが苦しかった」
「今はよく分からない」
たった数文字、数行、それだけで十分です。
本との出会いは、読み終えた瞬間に完結するのではなく、あなたの中で言葉になったときに、本当の意味を持ち始めます。
よい本との出会いは、偶然のようでいて、実は必然です。
少しだけ視点を変え、少しだけ自分に正直になれます。
その積み重ねが、あなたにとって忘れられない一冊を、静かに引き寄せてくれます。
今年は、これが最後の更新になります。
それでは、皆さま、よいお年をお迎えください。
【2025年度、玄武書房の出版物まとめ】
2025年2月15日
DearBell-ディアとベル双子の姉弟の不思議な物語
https://www.amazon.co.jp/dp/4909566961/
2025年3月3日
65歳、定年のち語学留学
https://www.amazon.co.jp/dp/4909566953/
2025年4月24日
授業では学べないアジアの親日国-元社会科教師の旅行記
https://www.amazon.co.jp/dp/490956697X/
2025年5月27日
感謝-毒親の呪縛からの解放
https://www.amazon.co.jp/dp/4909566988/
2025年6月14日
詩集 戀詩-あなたにありがとう
https://www.amazon.co.jp/dp/4909566996/
2025年6月20日
AIとの対話-自動人間物語
https://www.amazon.co.jp/dp/4911562005/
2025年9月20日
タイムスリップぼくらの空手道 ~昭和の風に吹かれて~
https://www.amazon.co.jp/dp/4911562013/
2025年9月25日
ワザト クロサワのCinema Review Folder ~映画は人生とともに~
https://www.amazon.co.jp/dp/4911562021/
2025年11月27日
特別支援教育の理念を基盤とした生きる力の育成に関する研究
https://www.amazon.co.jp/dp/491156203X/







