小さな会社は大企業と同じ取り組みをしては、NGです。
時折、売れている大企業を参考にしている小さな企業の経営者を見かけます。
また、参加したセミナーでの内容をそのまま取り組んだけれど、思うような成果を出せなかったと言う経営者がご相談に来られる事が多々あります。
巷では、大企業の成功例を紹介しているビジネス書も数多く存在しています。
確かにその取り組みは素晴らしいと思います。
しかし、小さな会社が大企業の真似をしても、殆どか成果を出せないのが現実です。
何故ならば、大企業と小さな会社とでは、根本な違いがあるからです。
資本力を含め、規模が全く違います。
大企業はヒト、モノ、カネが揃っている中での取り組みを展開しています。
一方で、小さな会社の大多数は、
「ヒト、モノ、カネ」が、乏しいのが現実ではないでしょうか?
毎日の様に広告を打てる大企業に負けじと思って頑張っても、
肝心な資源がなければ、太刀打ち出来ません。
では、小さな会社はどうすれば良いのか?
今日のようにインターネットの普及は、小さな会社にとっても、様々なチャンスが増え、とても有利に働くようになりました。
従来のヒト、モノ、カネの資源に加え、今日では情報と言う資源が不可欠になって来ましたが、情報こそが、小さな会社にとっての「女神の前髪」と私は捉えています。
特にCORONA禍の3年間で、消費者のライフスタイルは大きく変化しました。
消費者はこれまでの様に、大企業の一方的なコマーシャルを参考にはするけれど、
インターネットが暮らしの中に定着している今、自らもネットを通して、
自分の必要とするものを探す傾向が増々加速しています。
この消費のライフスタイルの変化をしっかりと把握し対応する事が、
小さな会社が生き残る生命線になるだろうと思います。
インターネットは小さな会社にとって、
今後ますます強力な武器になる事は疑いの余地はありません。
強力なこの武器(道具)を使い、顧客にあなたの会社、あなたの商品を見つけて貰い、購買に繋げていく事は、十分に可能だからです。
勿論、どんな媒体を使う場合も、マーケティングの基本である、購買に繋げる「仕組みづくり」は不可欠です。
今だからこそ、大企業の真似をするのではなく、小さな会社が取り組めるやり方に着手する事をおすすめ致します。