金など地金・貴金属の査定で沢山のお品の依頼がブランドパークにきます。
メッキかどうか分からない・・・
金なのか??
査定では、貴金属など高額なので、間違ってに買取し損害がでないようにしなければなりません。
その為に刻印判別、質感、比重計測など色々な判定方法があります。
試金石と硝酸を使った鑑定方法
試金石とは?→黒色緻密(ちみつ)な玄武岩やケイ質の岩石です
↓試金石↓
硝酸とは?→強酸の1つで、様々な金属と反応して塩を形成する酸
※医薬用外劇物で薬局で購入できます
上記の試金石と硝酸の科学反応により、金がどうかを鑑定する方法です。
①試金石に製品の条痕をつける
※分厚いメッキや金張りの場合は表面が金の反応となるでの断面が良い
消えるということは・・・
硝酸は金属を溶かす性質があるので、何らかの金属となり、金メッキ製品となる。
上記の写真では条痕が消えているので、このテストでは金製品ではないと判定でました。
※硝酸は金属には反応し、酸化させる性質があり、純金や金など貴金属は金属でない為に硝酸をかけても貴金属には反応はなく、ここで鉄や金属シルバー・ステンレス・ニッケル・銅などは化学反応により酸化(溶ける・変色など反応)
但し、表面だけでは貴金属とは断定できないので、下記のように切断した断面に硝酸をかけ反応をみます。
③切断面に硝酸
断面に硝酸をかけた結果、外側が溶けず芯の部分が金属なので青錆のように変色しています。
このように試金石や硝酸の反応で真贋鑑定なども行います
またこの方法で試金棒を使い、条痕の濃さでその金が24金・18金・14金など見分けることが可能です。
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↓シャネル真贋鑑定方法 ルパン 動画↓