僕の家は歌を歌っていても大丈夫なのでスタジオに入る機会はソロになってからかなり減ったのですが、やはり定期的に入った方がいいなと実感しました。


むしろ週一ぐらいは入るべきだと、、。


疲労感が全然違う。


まあ立って歌っているからという事もあると思うんですが、、環境によって自分の歌の精度も力加減もだいぶ変わると実感しています。


そして自宅だといくら歌っても大丈夫とは言えどもフルパワーでは歌わないから、どちらかというと「力まなくても大きな声、伸びのある声で歌う感覚」を探して歌い込んで行く訳なんですが


スタジオに入ると家の倍以上の音量でインストを流すし、一人でスタジオに入る時はイヤモニも使わないのでやっぱり声も大きくなる。


枯れやすい発声方法だとは思うんだけど、少し枯れているぐらいの方が気持ちの良い帯域で歌える感覚もあってそれはやっぱりライブの感覚に似ているんです。


ライブではイヤモニを使っているし、冷静に力加減を調整しながら歌ってはいるもののやっぱり気持ちが高揚すれば声は大きくなるし、お客さんを煽ったりすれば声は枯れやすくなります。


だから家でどれだけ緻密な発声方法を求めて練習していても実戦に近い環境で歌う方が良い練習と言えるのかもしれませんね。


方が、、って事もないんだろうけど。


どっちも必要か。


スポーツで言えばファームを整えて実践で試すってな具合か。


スポーツ選手もバッティングフォームとかパンチの軌道とかめちゃくちゃ整えて練習するけど、実戦ではどうしても崩れるだろうし、その振り幅を少なくする為にコツコツ反復して基礎を練習する訳だもんな。


こんな普通な事に10何年も歌ってるくせに改めて気付くんだから、練習しないと歌なんてまともに歌える訳ないよね。


驕らず怠けず向上心を持って歌っていきたいと思うのでした。


ちんポジ直してる時に限って女の人とすれ違うの本当に嫌だな。




けいたろう