インプットをする時間がたっぷり取れているここ数日です。
新しい物を吸収する事があまり得意では無い僕なのですが、そうも言ってられないので
新しい音、新しいツール、新しいメッセージ
様々取り入れようともしますがやっぱりなかなか疲れるな(笑)
知らない歌がまだまだ山ほどあるよ。
作品の良し悪しなんて誰が決める物でも無いんだけど、ピンと来ない物が多くて見入ってしまったり聴き入ってしまう物はほとんど無いや。
まぁ、好みですよね。
逆に、僕がガツーーーーンと入り込んでしまう物の方が理解され難いと思う。
いや、作品その物は素晴らしいんだけど
「なんでそれを今??」って事なんだと思う(笑)
さて前振りが長くなりましたが、、
僕を今夢中にさせているのは80〜90年代のエンタメ。
有難い事にYouTubeを探すと動画がめちゃくちゃ出て来るんですが、夜中から見始めると止まらなくて気付くと朝になってしまっています。
音楽で言うとマイブームは尾崎豊なんですが、
今とにかく僕を夢中にさせているのは
志村けんさんです。
Instagramのストーリーでドリフの大爆笑を見ていると載せていた訳なんですがそこから「志村けんのだいじょぶだぁ」を見ていたらもう止まらなくて。
知らないでしょ?
僕と同じかその上の年代の人は知ってると思うけど。
とりあえず、マジでカッコいいのです。
何がってその全てが。
神がかっているという言葉がしっくり来る。
笑いが噴水みたいに渾々と湧き出ていてその湧き出て来る笑いで波乗りみたくスイスイ泳ぐ。
そんなイメージ。
つかコントのクオリティが本当に高い。
夜中に「志村屋」とかやっていましたよね。
今もやってるのかな。
ダチョウ倶楽部さんや千鳥の大悟さんが出ているやつ。
きっとあのコント番組は「だいじょぶだぁ」のオマージュというかセルフカバーというか、そんな番組だと思うんだけど
やっぱり、、、なんつーか、、
キレと間が昔の方がカリスマ的に突き抜けてる。。
(あくまでも イチど素人 の勝手な意見です)
黄金時代ってやっぱりあるんだろうな。
僕もお笑いが大好きだし、漫才も大好きだけど
やっぱりコントが好きなんだろうな。
作品感が物凄いというか。
コントといえばダウンタウンさんだけれども
その先駆けがやっぱりドリフや志村けんさんなんだろうなぁ。
ダウンタウンさんのコントでも、観衆の笑い声が音声として足されていないシュールなコントが好きだ。
こうゆうのがあるんですよ。
松本さんのコント作品の中で。
DVDも出ているんですが、もうとにかくシュール。
人と一緒に見て笑う様な作品じゃ無いですね。
一人で部屋を暗くして少し飲みながら一人で笑う作品。
僕は勝手にそう思っています(笑)
これを見て一緒に同じポイントで笑ってくれる人がいたら、僕はその人と親友になってお泊まり会がしたい。
今の所、そうゆう人とは出逢っていませんが(笑)
センスの塊なんだよなぁ。
悪趣味の天才(最高に敬意を払っております)。
そして、話は戻って
そんな志村けんさんの作品の中で僕が1番好きなコントが
「だいじょぶだぁ」の中で放送されていた
「シリアス無言劇」というコーナーだ。
2時間とかのスペシャル番組で放送されている時に、それまで散々神がかりな面白いコントで視聴者を笑わせておいて
突然に物悲しいBGMと共にそれが始まるのだ。
BGMのみでセリフは聴こえてないサイレントコント。
セリフは聴こえないのだがそれが悲しい物語だという事は尺が進むにつれて気付かされる。
終わる頃には胸が締め付けられる様な気持ちになるのだ。
Wikipediaの文章にもあるけど
笑いを生む人は、悲しみをも生む事が出来るのだ。
カッコ良すぎる。
人の感情を操る事が出来る、、操ると言うか
恐らく志村けんさんが思う「悲しい」をそのままぶつけられた僕たちはその通り
「悲しい気持ち」にさせられているんだ。
なんでだろう。
それってとても不思議じゃないですか?
だって別に僕はそのコントの様な「悲しい経験」なんてしてないのに。
だけど「えええ可哀想、、。」という胸の痛さではなくて
大切な人の顔が思い浮かんで
「もしも自分がそうなったら、、」
という凄まじいリアリティなんです。
怖くなるんです。
そしてその結果、大切な人を大切にしなきゃって思わされるんです。
僕が子供の頃に見たそのサイレント無言劇は。一人息子の為に過労とアルコール依存で倒れ、帰らぬ人になる父親の話。
そんなアダルトでヘヴィな内容のコントを当時小学生に上がったか上がってないかぐらいの歳の僕が見て死ぬ程切なくなって、
イビキをかいてただ健康的に眠っている自分の父親の胸の中に潜り込んでギューーーーッと抱きついてしまうのだから。
めちゃくちゃその記憶が鮮明。
今でも忘れられない。
それが無性にまた見たくなってさっき見たんだけど、やっぱり良かった。
あの頃では理解が出来なった内容もあったのだという事にも気付いて、少しまた捉え方は変わったけど素晴らしい作品だった。
物を作りそれを人と共有するという事のカッコ良さをまた感じてしまった。
僕はやっぱり哀しい物が好きなのかもしれない。
哀しみに負けない様にって思って曲を書いて歌っている所はもちろんあるけど
どっちかというと、人生で起こりうる哀しみを肯定出来る物を探してるのかもしれません。
だから貧乏臭い描写が大好きだったりするし(笑)
やるせない
切ない
貧乏臭い
そんな物を「哀しいよなぁそれ(笑)」
って笑える人の事を大好きになってしまうんだ(笑)
松本人志さんの作品や、志村けんさんの作品、、
あと 北の国から!!には
僕が感じる「ソレ」のツボを抑えている気がして堪らないのです。
だから僕が今日紹介した2作品に対してグッと来てしまう人は是非教えてください(笑)
まぁ、いるはずなんですけどね!!!
全国どこにでも!!!
だって松本さんや志村さんのファンなんてエグい程にこの日本に溢れているのですから。
しかし身近には居ないという話でして。
出逢いたいなぁ(笑)
以上、趣味とフェチ丸出しのつまらないブログでしたm(__)m
ごめんなさい(笑)
家にいる時間が増えている人も多いと思うし、この機会に是非!!!
TSUTAYA行けば大抵揃うと思う!!
敬太郎