皆さんのおかげでとても楽しいリリース週を過ごしています。
ワンマンライブツアーとの並行に正直不安な気持ちもあったけれども、昨日スタジオにて柏のセットリストを1日かけて作り終えた時にとてもギラついた気持ちになった
新曲たちを加えてのワンマンツアー。
そのバランスがとても良い。
前回の赤坂BLITZワンマンの時はセカンドアルバムCOLORS2を中心に組み立てたセットリストたちだった。
まだ身体と頭にバッチリ染み込んでる状態ではなかった上での大舞台に、少々硬くなっていた部分があったと思う。
しかしこれだけ新曲をツアーで回せているとなるとバチバチに身体と頭に染み付いてくるので限界突破というものに手が届くのだ。
今回のシングルについてブログを書いて欲しいとの声が多かったのでそうします。
Silent SnowとiCEについてはMCでもよく語っているし、あまり多くを語ると曲の楽しみ方も変わってしまうと思うので
SEASONS~出逢えたキセキ~について話します。
どの歌詞をどのメンバーが書いたか教えて欲しいとの質問が多かったんですが、
そう聞かれると凄く難しい所があるんだ。
この曲に関しては、まず基盤を楽器隊が持ってきてくれました。
仮歌と言って、楽器隊が仮で付けた歌詞とメロディの入ったデモ音源が送られて来る訳です。
今までもそういった曲は多くて、
例えばLIVE or DIEに関してはもっとファニーな全然違う方向性の物でした。
もちろん歌詞のタイトルもついていない。
サウンドの雰囲気やメロディラインを聴いた上でNobuと2人で歌う事を考えつつ歌詞を変えていきます。
というよりは形にしていきます。
主軸となるテーマを選び、言葉を紡いでいく。
LIVE or DIEで言うならばあのピアノの旋律をダンスナンバーでは無く「怒り」というテーマを詰める事が俺が感じる「美」だったのです。
今回のSEASONS~出逢えたキセキ~の基盤となるデモ音源が送られて来た段階では純粋な冬のラブソングでした。
Silent Snowの逆をいく様なPeacefulなラブソングだった。
その段階ではあまりイメージが膨らまなかったので、気分転換も兼ねてボーカル2人で書く事に挑戦しようかという話にもなったのです。
そしてデモ音源に乗せてNobuが歌詞を書き下ろしてくれました。
しかしその段階でも俺的にはまだイメージが固まらなかった。
そりゃそうだ
今まで全ての曲を自分が書いていた訳だし、歌詞を作る順序や好きな言葉選びにも長年で培った俺なりのルールがある。
これは困った。
更に楽器隊の元々入っている仮歌の歌詞もとても良く思えて来て、この曲に関して俺が歌詞を書く必要があるのかとすら思い始めたりな。
そこで、合わせてみようと思ったのです。
楽器隊の書いた歌詞と
Nobuの書いた歌詞
足して割る。
そうした瞬間に閃いた
これはBrand New Familyに向けた歌だなって。
そうなって来るともう早い
誰に向けて何に向けて書くかがわかるとスラスラペンが進む
パズルの様に両方の歌詞を組み立てつつ俺の言葉を重ねていく。
そうしたものをまた楽器隊とNobuに渡す。
更に返ってきたものを手直しする。
すると出来上がった一曲の歌詞
タイトルは?
SEASONS。これが1番しっくり来た。
春でも夏でも秋でも冬でも
どの時間を切り取ってもそこにいたのはBrand New Familyだから
今日まで運んで来た命はきっと俺たちが出逢う為に。
そう思えば悲しかったあの出来事も全てを失った様なあの時期も
こうして出会う為のものだったんだなぁと思える。
今感じているものは奇跡であり
キミ自身がその足で刻んで来た軌跡
だから、
SEASONS~出逢えたキセキ~
わかるかい?
だから質問に答えると、本当にみんなで書いたとしか言いようが無いんだ。
誰がどこを、、ではなくて
これは俺たち6人の言霊なんだよ✨
これからもこうゆうこと歌詞の書き方をきっとすると思う。
俺自身が日々貯めて来た言葉やココロから発信するものだけではなく、
「6人でひとつ」
にもっともっとこだわりたいという
リーダーの想いです。
たくさんの人に聴いてもらえて本当に嬉しいです。
これらはみんなに書かせてもらった俺たちの宝物。
一緒に歌って行こうな。
改めてリリース、本当にありがとうございます。
敬太郎より
今日のセットリスト
1 TOKYO ZOMBIE
2 Brand New Vibe
3 iCE
4 大気圏DRIVE
5 Silent Snow