どうも、なんだかんだともうすぐ下の子が4歳になって幼稚園に
入園するんだなぁとしみじみ思う二人の子供の父親、達也です。
こうやって年老いていくのか俺は( *´艸｀)
先天性の口唇口蓋裂で産まれてきた我が子
下の子は「口唇口蓋裂」という先天性異常をもって
産まれてきた子なんで、産まれたての時は哺乳がうまくできないという
難題を抱えていた。
↑当時の掲載写真
妊娠3か月くらいのお腹の中に居る時、産婦人科医から
「口唇口蓋裂ですねぇ」と発覚して、
「これからの事を考えておいてください」と、早い段階で言われていた。
口唇口蓋裂というものについての簡単な資料みたいなのを渡されて、
こっちは身近にそういう人がいなかったからイマイチ「何？」みたいな
感じにしか思えなくて現実味が無かったのが本音。
それがお腹の中で4か月、5か月と成長してエコー写真を
確認していくにあたり、
「あ～ここが裂けてそうですねぇ」とか、
「今後の事を踏まえて大きな病院で手術は必要だから、
話を聞いておいた方がいい」とか、実感のない状態で色々と
産婦人科のおっさんから言われる。
色々と不安になるような事をペラペラ言われたら
気にしない人間は恐らくいないと思うんです（笑）
取り合えず私は気になるから、いろいろと病院のWEBとか
専門医のアレコレとか検索をかけたりした。
そりゃもう仕事中も時々「これから先どうしたものか…」と、
要らん考えが頭の中をよぎったりしていた。
それでも仕事は完璧にこなしていたが（謎）
WEBには良い情報もあれば悪い情報もある。
間違った情報や偏見とか意味不明な情報もある。
いろんな情報があるなかで、惑わされてはいけないと思いつつも、
一番目についたのが「合併症」ってやつ。
形とか何がどうとか、見た目の問題であればそういうのは
産まれてきての問題だから最悪どうとでもなるかな？
とか思ったりしていたけど、産婦人科のおっさん（産婦人科医）は
後々から合併症のことをけっこうな推し具合で言うてくるんです。
たぶん、口唇口蓋裂の症状に対して合併症があるなんてことは
知らない人が多いんだろう。
だから産婦人科医は念押しでやいのやいのと言ってくる。
心臓に影響する合併症、見た目の合併症、心臓以外の合併症。
特に心臓関係の合併症が多いとか言ってくるんで、
妊婦にストレスでも与えてるのか？
と、思わんばかりのことをペラペラ言うてくる。
その時期は産婦人科医の言葉に翻弄されながら、
ストレスを感じながら生きていたわ。
心臓関係の合併症って、身体の全てってくらい重要な器官だし、
そこそこ重い上に結構な重度障害に発展する可能性が高いわけでしょう。
聞かされるたびに妻には、「大丈夫だ、きっとまぁ何とかなる」
としか言えず、情けないことに月並みな発言しかできない自分がいた。
四の五の言うより大病院で執刀医に相談
拉致あかんし、
考えててもストレスになるだけし、
WEBサイトの情報を見ても
不安になるだけだ。
それなら専門医とちゃんと話をして
どういうものかを理解しておいたほうが
スッキリする。
と、思ったので大病院へGOした。
そしたらまぁ、「形のほうは任せてください、安心してください」って
言うてくれるから、そこはそこでホッと安心できた。
ちゃんと画像データとか見ながら事細かく説明してくれて、
そこは圧し掛かる重さみたいなのが、フッと軽くなった気がした。
合併症については、執刀医から「WEBの情報を見たりしました？」と
尋ねられつつ、最終結論としてやっぱり産まれてこないと
何がどうとかわからないという話になった。
でも一応、専門的に対応している先生だったから具体的な症例で
どういうものがあったりするのかを聞いた。
その帰り道、妻はちょっと元気がなかった。
そこでも私はまた、月並みな発言しかできないバカ野郎です。
「きっと大丈夫。何とかなる気がする」と（笑）
妻には聞いた事がないけど、きっと相当イラッとしたでしょうな（笑）
何年か、何十年か後にまだ私が生きていたら、
当時どうだったのか聞いてみるのもいいかもしれないなぁ( *´艸｀)
こんな奴でも、二人の子供の父親をやれてるってことです。
世の中は不思議だわ( *´艸｀)
毎度ながら中途半端な内容のまま、次回へ続くかもしれない？
という終わり方をする今回です。
