2006年に8月に韓国デビューをしてから今年で15周年を迎えるBIGBANGは、YGエンターテインメントの黄金期を支えたグループだ。2009年6月には日本デビューを果たし、東京ドーム公演の常連グループとして確固たる地位を築いている。日本以外でも度々ワールドツアーを開催し、世界を股にかけるグループへと成長していった。
ヒップホップ色の強いYGエンターテインメントから生まれたBIGBANGは当時のK-POPグループの中でも「異色」な存在だった。メンバーの個性と才能を前面に打ち出していたからだ。
カリスマ性があり音楽的才能にも溢れるG-DRAGON、力強く深みのある歌唱を持つSOL、温かく包み込むような声色のD-LITE、誰もが目を引くビジュアルとパワフルなラップスキルのT.O.P、そしてマルチな才能と明るいキャラのV.I……。それぞれ全く違った個性と才能を持ち合わせたメンバーから生まれるシナジーでBIGBANGという世界観が作られていった。2019年3月にYGエンターテインメントとV.Iの専属契約が終了。カムバックは4人体制となるが、BIGBANGの世界観は変わらないだろう。
特に、G-DRAGONはミュージシャンとしての影響力だけでなく、ファッショニスタとしても度々取り上げられ(※1)、ファッションリーダーとしての存在感も大きい。世界的なブランドからも注目されファッションショーなどにも招待されている姿を見ることができる。
そんな彼らは、現在活躍するK-POPアイドルから尊敬の視線を集めている。同じ事務所の後輩グループであるiKONはもちろん、ASTRO、SF9などがBIGBANGの名前を挙げているが、今や世界的なK-POPグループになったBTSもデビュー当時のインタビューでBIGBANGをロールモデルとして言及していたほどだ(※2)。
BIGBANGが世界に誇れるグループになったのには、G-DRAGONの存在が欠かせないというが、それだけではなく各メンバーの才能が合わさって生まれる音楽が唯一無二のものだからだ。他のK-POPグループにはないカラーをBIGBANGは持っている。
BIGBANGメンバーの個人活動
兵役などから空白期間が長くなっているBIGBANG。目立った音楽活動はないが、それぞれのメンバーが個人で活動をしている。
T.O.PやSOLは自身のSNSでの投稿がメインで、ファンとの交流を図っているようだ。D-LITEは昨年6月からYouTubeチャンネルを開設しており、こっそりとYouTuberデビューをしていたことが話題になった。YouTubeでは、自身のドラム演奏によるカバーなどを披露。時折、日本語の練習をする動画などもアップされ、特に日本のファンからの反応がいいようだ。
そんな個人活動が中心となっている中で、4月にG-DRAGONが韓国のファッション雑誌『DAZED』のインタビューで除隊以降は「ずっとBIGBANGの音楽作業をしている」と近況を語ったことが話題となった。いよいよBIGBANGが動き出すのか? と色めき立ったが、その後は特にカムバックの話題は出てきていない。
カムバックが待たれるBIGBANGの今後
コロナ禍でカムバックの舞台として予定されていた『コーチェラ』が中止になって以降、ぱったりと「BIGBANGカムバック」の声が聞こえなくなってしまった。しかし先日、グループの公式Facebookのプロフィール写真が変更されたことが大きな話題になるくらい、ファンたちは彼らの復帰を期待しているのだ。
G-DRAGONの「BIGBANGの音楽作業をしている」という言葉を信じて、彼らがミュージックシーンに戻ってきてパフォーマンスを見せてくれる日は近いと信じたい。それは世界中のV.I.P(BIGBANGのファンのこと)が待ち望んでいることだ。
Do you hear it? pic.twitter.com/USc9aAO6XW
— Coachella (@coachella) 2021年5月31日
もう苦しい毎日
そろそろ
いろんな事を終わりにして
新しい世界が
また始まって欲しい
当然
BIGBANGも
歓声が
懐かしい
😭