スージー
この日はお友だちの35歳の誕生日&あるお店のオーナーとのお別れ会でした。
思えば、ブラジルへ来た当初、このお店でサービスで出してくれたピーナツで浴びるほどビールを飲んでいました。
本当は違う名前のお店だったんだけれども、店主が飼っていた可愛い犬の名前で私たちはこの店を呼んでいました。
そう、「スージーの店」って。
店はとっくに閉めていましたが、おじさんとは会うとお話をする仲。
土地が買われて、この一帯の建物が壊されるそうです。
おじさんは美味しいビール工場のある地へお引っ越し。
2世だけれども、日本語も上手で、照れ屋で、昔の日本っぽい何かを持っていらっしゃる方でした。
相撲が大好きで、若貴、武蔵丸が活躍した黄金時代のカレンダーを木の戸に印刷しておりました。
おじさん、若い頃すっごいハンサムで「モテたでしょう」って言ったら、ポツポツと「いやぁ、バカだったんだよなぁ。僕たちは昔の日本人に育てられたから、男は結婚する時は家を建てて嫁を貰わなきゃいけない。お嫁さんはミシンや鍋釜などを持ってそこへやって来るものと思い込んでいたんだ」って。
心優しいおじさんは独身のままでした。
そして、ピーナツをいつもタダで出してくれていたんですが、このお別れの日にボソボソと「あんたたち、貧乏そうだったから…」とサービスの理由を笑いながら話してくれました。
ハハッ。
でも、おじさんにはでっかい夢があるんだそうです!
大工の腕もあるおじさんは新天地で家を建てて私たちを呼んでくださるそうです。
今からとっても楽しみにしています。






















