停電 | 自由気ままにリベルダーデ

停電

今日のリベルダーデは晴れ。午後の西陽が当たった時、一時的に温度計は30℃を指しました。


夕方、停電になりました。


久々の停電です。


ブラジルに来た当初、当たり前のように停電があって、日本から来たばかりは、信じられないような笑っちゃうような・・・。


でも、よく観察してみると、停電が日常茶飯事のブラジルでは、たとえ信号がストップしても、いつものことだからと、交通整理のおじさんも不要で、事故もなく、交差点を車が行き来している。たいしたもんだ。


そんな様子を見て、日本は甘やかされているから、「ライフラインが止まったら、弱いよなぁ」としみじみ思ったものだった。


数年前、国の電力のほとんどを水力発電でまかなっているブラジルは、水不足から電力不足になった。


その時、政府が行ったのは、前年同月比に比べて10%だか20%消費電力をカットしなければ、電気を止めるというとんでもない方法。


見事に皆、電球から蛍光灯に換え、冷凍庫などをストップして、カットに励んだ。


そして、異常にロウソクが売れるという事態も発生した。


当然、ロウソクも値上がりする。


こんな時にロウソクなんて買ってこなくてもいいのに、何を間違えたか、我が家のおもろい君は普段、買い物なんか行かないくせに、たまたま行ったスーパーで頼みもしないのにどっさりと割高ロウソクを買い込んで、ニコニコとして、帰って来た。


それから、数年、電力不足もウソのようになくなり、停電も日本並みにしなくなった。


当然、ロウソクはずっとそのままで、数年間、使われることはなかった。


それでもブラジルは広い。ネッ、テコテコさん。


アマゾンの奥地などはつい最近、電気が引かれた所もある。まだ、引かれていない所もある。


「電化」という言葉はブラジルに来て、初めて聞いた。みんな、知ってる?


電気が引かれることが「電化」なのよ。


やっぱり、これは嬉しいことなんだろうな。


ガス式の冷蔵庫もブラジルに来て、初めて見た。


電気なしで生活できる人って、すごいと思う。ある意味、尊敬に値しちゃう。


だって、ただ電気が来ないだけで、私なんて生活のほとんどがストップしてしまうもの。


本当にダメな奴だとつくづく思う。


パソコンが使えない。


テレビが見られない。


CDが聞けない。


真っ暗である。


これだけで、やる事が一挙に無くなってしまう弱きち君である。


サンパウロへ来て、まもなく、会社で停電になると、皆、意味もなく社外へ出て、会社の前の道で、おしゃべったりしてしていたなぁ。


本日、久々の停電で、おもろい君は天下をとったように、数年前に購入したロウソクに火を付けて「買っておいて良かっただろう」と自慢する。


(おい、この数年間ずっーーーーと、使っていなかったんですけど!←私の心の声)


67歳になる母はブラジルへ来て、初めての停電に「まぁ、停電なんて何十年ぶりかしら」と、自分は現代の日本人であることを、ここぞとばかりにアピールする。


(おい、おかーさん、あんた子供の頃は電気なかっただろ!現代人ぶりやがって←私の心の声)


そして、ガスと水は使えるから、ロウソクの火で夕食を作成。


メニューはスパゲティーである。


適当に盛り付けて、ロウソクの火でお夕食!


停電  


大したメニューでもないが、テーブルの上はロウソクの火だけで、なぜかロマンチックに揺らいでおり、セットアップの雰囲気は上々。


いざ、高級レストラン風に食べ始めようとした瞬間・・・、電気がついた。


パッと付いた。


苦労して、暗い中、料理したのに・・・。(おい、電気、お前なぁ、料理中に付けよな!今は暗くていいんだよ。高級レストラン風で、料理のアラが見えないんだから!!まったく~!←心の声)


しかも最後の洗い物の時、スパゲティーを茹でた鍋からは暗くて見えなかったから、すくい取れなかったスパゲティーの残りがどっさり。(う~、損した)。


ぜんぜん、停電に強くない私であった。