マリアさん | 自由気ままにリベルダーデ

マリアさん

今日もリベルダーデは晴れ。朝と晩は17℃。


今日、私はマリアさんになったの。


何で日本人のお前が「マリア」なんだ!って、突っこんでいる人、いるでしょ。


答えは・・・とある子供向け日本語テストで聴解の問題があるんだけど、そこで日本語で話す「マリアさん」役になってきたの。


だれだよ、「ケッ」って言ったのは!


でもさぁ、お手伝いする時にいつも感じるんだけど、偉いんだよねー。日本語教師のおば様方。


日本語教師ってさぁ、どこの国でもだいたい女性が多いじゃん。それだけ、日本語教師じゃ、ご飯が食べられないぐらいの安月給しかもらえないということなんだよね。


それなのにさぁ、みんながんばってやっているんだよね。


そりゃあ、頑張りすぎて、ちょっとあんた、怖すぎ!眉間に青筋立てないで!って人もいるよ。


でもさぁ、外国の方と結婚して、その国に住んだ日本人女性とか、家族移民で連れられて来た女性とか、花嫁移民としてやって来て農業よりはちょっと教えられそうだからって言って日本語教師になったという人がいかに多いことか。


だいたい日本はさぁ、日本語教育に関して、予算少なさ過ぎ。


ブラジルなんかでは、あのお婆ちゃん先生がいなくなった後、惨憺たることになるだろうと思うよ。


だいたいさぁ、企業も悪いんだよね。


ブラジルなんて移民が多いから、日本語が使える人に対して、めちゃくちゃ安くこき使うじゃん。


英語が使える奴には高い給料、払うくせにさぁ。


ポルトガル語が母語の人には、日本語より英語の方が簡単に決まってんのにさ。


これじゃあ、みんな、日本語勉強しないよ。


だって、苦労した割りに実入りが少ないわけだもん。


ドイツなんて、ドイツ語を話せる人を優先的に高給で企業が入れているんだよね。国からの予算も多いしね。


自分の国の言語とその教育、文化を大切にしない国は、滅びると思うよ。


やばいぜ!日本。

かつて、何世紀か後には世界中の言語は淘汰されて今のように何百という言語は無くなると言う説を読んだ。


つまり「消えゆく言語」説。この消える言語の中に、たしか日本語もちゃんと入っていた。


だって、日本の人口も減ってんでしょ。


英語教育している場合じゃないでしょう。まっ、アメリカ合衆国日本州にしたいのなら、別だけどね。


日本語しゃべる人が母国で減っている上に、海外でも経済の弱い国の言語を学ぶ人は減り、ブラジルでは祖国愛からの移民が行う継承語教育だって、教師不足と世代交代から減っていっている現状。


今や、決して「若い」とは言えないお婆ちゃん先生たちが、日本語の問題を作り、朝早くから遅くまで遠方からやって来て、問題の絵の指導から、録音の指導までしてくれる。


平日は田舎で、一生懸命、日本語を教える。


しかも、安月給。


これをボランティア精神と呼ばずに何と呼ぼう。


どっかの国の独立行政法人が派遣する○○ボランティアって何?って感じ。金もらってんじゃん!っていうの多いよね。いいのか~、こんなんで!おい、政治家、お役人、キャリアさんよ~。


このお婆ちゃん先生たちが死んじゃったら、海外の、少なくてもブラジルの日本語教育は、かなりお寒いものになるだろうなぁ。


そして、それは、そんなに遠い未来の事ではない、と思うよ。