お勉強
今日のリベルダーデは
。夜の気温だけど21℃。もう、日本の方が暑いんだね。
あのね、ガレージセールへ行ってきたの。
何かというと、主に駐在などでブラジルに住んでいた人が日本や他の国へ行くことになり、ブラジルを撤退する時に自分の家やガレージに不用品を並べて売るわけ。
もちろん、移民でも日本へ帰ることになる人とかもセールをしたりします。日本で言うフリーマーケットだよね。それが個人宅だったり、マンションのパーティールームだったりする訳です。
お手伝いしたんだけど、そこで思ったり考えたりした事がありました。
かつて私は、かなりいい加減で大雑把な家庭で育ったので、電気は付けっ放し、鍵は開けっ放し、およそ家計簿や節約とか無関係で、引き出しには絶対に数えていないだろうと思われる小銭がジャラジャラしておりました。
そ~んな環境で育ったから、かなりいい加減な人間なんですが、大学へ行ったら、隣のアパートに住んでいた同じ大学の女の子が、私のいい加減さに呆れ果てて、「一緒に付けましょう」とわざわざ私の分の家計簿も買って、来てくれて持ってきてくれたのです。
彼女は学校の先生の娘さんで、毎日、家計簿を付けに我が家へやって来てくれて、1円たりともピッタリと合わないと許してくれないのです。
そのお陰で世の中の人々が如何にきちんとしているのか、思い知らされました。そして、家計簿を付けられる人間となり、今も心から感謝をしている次第です。
余談ですが、その後、実家へ帰った時、無駄な電気を消しまくっていたら、家族の者には煙たがられましたが・・・。
話は変わり、昨年、母は日本を撤退する時、ほとんどすべての物をタダで親戚にあげたり、お金を払って捨ててきました。それも1万円や2万円といった額じゃありません。もっともっと金をかけて、トラック2台で何回かに分けて、ゴミ集積所へ運んで行き、キロ単位で重さを量り、大金を払って処分したのです。
今の日本ではテレビ、冷蔵庫など大物家電は5000円を払って、引き取ってもらわなきゃいけないんですよね。何を捨てるのにもお金がかかる。面倒くさがりやの母はフリーマーケットで売るなんて、思いもよらなかったようです。古着もほとんど捨ててきました。
今日、ずいぶんと古着が売っていました。
そこでふっと、「今どき、古着を喜んでくれて、着てくれる、活用できる国は、ブラジルぐらいなんですよ」とあるキリスト教関係の慈善バザー関係者が言っていたのを思い出しました。
たしかに日本の古着って、ブランド品とか年代物のビンテイジ物のジーンズとか以外は難しいですよね。
今日のガレージセールは大盛況だったんですが、その手間と包装紙でも袋でも、梱包材でも何でも取っておいて、一つひとつに値段を付けて、売る。その手間ひまと根性。
ずぼらな我が家の母の感想は「私には出来ないわ~」です。
気付くと、移民でも、日本の人でも、貧乏している人の方が気持ちがよく、何でもくれて行ったりしました。
ドル族と呼ばれる金持ちの駐在員の人たちの方が、少しでも換金するガレージセールを数多く行っているようです。
日本人の多い海外に住んでいると、多くの知り合いができます。今までにもずいぶんとたくさんの人を見送りました。気が付くと、その一人ひとりが置いて行ってくれた物、買った物など、思い出が増えていきます。
我が家では○○グッズと「○○」の中に置いて行ってくれた人の名前を入れて呼んでいます。
この○○さん「グッズ」と冠が付いているのは、相当量を置いていった人で、すご~くいい人ですが、経済観念があるのやら?無いのやら?その後の日本での生活もいつも心配しちゃうんですが、やっぱり、良い人です。今日のガレージセールなどを見てしまうと○○君も売ればよかったのに・・・と、今さらながら思ってしまいます。
こうして、○○君や我が家の母のような貧乏人はより貧乏に、お金持ちはよりお金持ちに・・・と、なっていくのかも知れません。
大学入学の家計簿以来、勉強させられた1日でした。
もう、我が家は引っ越ししないと思うけど、次なる課題はいかにしてきれいに梱包材を取っておけるか!これが金持ちと貧乏の分かれ道かも!