弓場と医者
今日のリベルダーデは
時々
。29℃。
去年のクリスマスに弓場農場 で上演した「夕鶴」のビデオを観た。
弓場農場はサンパウロから600キロ離れた場所にある共同体。みんなすごく優秀なんだよね。農業を営んで、集団で生活しているんだけど、お風呂がいいんだ、また。
農作業の合間にバレエはするわ、ヴァイオリンを作るわ、弾くわ、ピアノはもちろん、歌も踊りもお芝居も家も洋服もみんな自分たちで作ってしまう。
もちろん、鶏も豚も牛も馬も飼っている。昨年12月24日におじゃました時は文字通り豚の耳も尻尾もついた丸焼きさんをごちそうになった。
味噌もしょう油も豆腐も納豆も石鹸もここで作っている。ほぼ98%自給自足。日本語で100%通じるところもうれしい。何度か日本のテレビにも取り上げられているから、知っている人は知っている。
ブラジルへ来て、ほんとうにすごいと思うのは、ほとんど多くの移民が豆腐、納豆、味噌と自分たちで作り上げたこと。ヘラヘラと旅行ばかりしていて、たぶん、20から30ヶ国行ったような気がするけど、海外で住んでもいいなと思ったのは、ブラジルぐらい。日本からの輸入でなく、地場産の豆腐、味噌、しょう油、生椎茸まで揃っている国はそうそうない。
心から移民に感謝してしまう。
ピーコさん、医者もたしかにイギリスはホームドクター制だけど、ブラジルは優秀な日系人の2世、3世が結構、医者になっておりますので、今はまだ日本語の通じる腕のいいお医者さんがいたりして、助かるんだよ。ブラジルは多分、手術は日本より間違いなく上手です。何と言ったって、危険な国ですから、ドクターの手術の数が違うのですよ。慶応の医科学部の生徒と教授が毎年数人ブラジルへ来るんですが、教授がしみじみと「日本の学生は5年勉強しても、ろくに注射も打てないけど、ブラジルは5年生には現場に入り、毎日のように事件、事故で血だらけになった患者が運ばれるから、現場の数が違ってすごい」と言っていました。日本の医者が一生かけてするオペ(手術)の数がブラジルでは数年分と言われています。
でも、たしかにこれって、自慢にならないか。ハハッ。
弓場へはつべこべ言わずに一度、行ったらいいと思うよ。